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ウォーク・ザ・ライン

Photo_20 「ウォーク・ザ・ライン」のレビューなんですが、ちょっと話がズレます。すみません。
実はこの映画を観る前に、キム・ギドクの「受取人不明」という映画を観たら私、すっごーい落ち込んでしまいまして。というのも人間が殺されたり目ん玉をえぐり出されたりするスプラッター映画なんかは平気で楽しめちゃう私ですが、こと動物がちょっとでもイヤな顔をするシーンが出るだけで泣いちゃって観れないんです。とくに雑種の犬や猫に弱くて、「受取人不明」の中で飼われていた犬が売られていくシーン、まさにドナドナ状態なんですが、このときの犬の顔を見て3日落ち込みました。もちろん映画の中の話だと思ってもダメなんですねぇ。しかも全部見ることも出来ず2~3日「デスノート」に逃避していまってました…。
とにかくこの一件でレビューを書く気になれずサボってしまいました。すみません。

なので元気を出すため(?)「ウォーク・ザ・ライン」を見ました。

伝説の男と言われた「ジョニー・キャッシュ」というミュージシャンが恋焦がれた女性に40回のアタックの末結婚するというお話らしいです。

結論から言えば、猛アタックのシーンはさほど胸が躍るような感じではなかったです。私がラブ嫌いだからあんまり印象に残ってないだけかもしれないですが、頭から血を流してゾンビまみれのなか、プロポーズしてれば「このシーンはいい」と大プッシュしたかもしれませんがそれはやっぱり変ですね。
ネタバレになりますがジョニー・キャッシュは他の女性と結婚しながら彼女と浮気してた訳ですし、しかも彼は妻がいるのに彼女にアプローチしていますし(まあ諸事情は色々あるんですが)「結局不貞じゃん」とバッサリ私の中で切り捨ててしまいました。まあ私も不貞は嫌いじゃないんですが。笑 
それよりもジョニー・キャッシュの半生が面白かったです。
この作品が最後までしっかり見れた要因は「ジョニー・キャッシュについて」の描き方がメロドラマちっくじゃなく、「良くも悪くも彼の人生」を基調とした描き方に共感できたのかも。と思ってしまいました。しかも感動しちゃいました。

ホアキン・フェニックスの演技も素晴らしかったし、何よりこの作品の作り手達が、心を込めてるように思えました。
ジョニー・キャッシュがラリっているときの映像に関しても殺伐と描かなかったのも、やっぱりこれをラブストーリーとして描きたいからだったのかなと思いました。だけど濃厚なラブストーリーというよりも、かなりライトな仕上がりだったのも、私のような者が楽しめた理由かもしれないです。うん、良かったなあと思えた作品です。

それにしてもホアキン・フェニックス、リバー・フェニックスの弟さんなんですね。
知らなかったし、顔似てない!腹違いなのかな。とにかく良い役者に育ちました★

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コメント

TB有難う御座いました♪
恋愛映画として観るとちょっと物足りないですよね^^;
ただ、普通に伝記モノとして作ってもヘヴィ&ダークすぎたり『Ray』と被りそーなのでちょうど良いバランスだったかと思います^^
そして何より、主役の二人の演技が素晴らしかったです!

ではでは~、これからもよろしくお願いします♪

投稿: Aki. | 2006年7月 8日 (土) 05時42分

こちらこそ勝手にTBすみませんでした。
そしてTB&コメントありがとうございます★

いろいろご覧のようなのでDVDレンタルメインの私にとって、とっても参考になります。
今後もお邪魔させて下さい!

投稿: ももも | 2006年7月10日 (月) 16時10分

ホアキン、リヴァーは確か5人兄妹ですよね。

ご存知かも知れませんが、リヴァーがクスリのオーヴァー・ドースで意識混濁したとき(そのまま亡くなるわけですが)、救急車を呼んだのがホアキンだそうです。

やっぱりそういった過去があって、それだけの熱意と意気込みがあったのでしょうね。魂がこもっていたと思います。

投稿: trichoptera | 2006年8月23日 (水) 20時23分

まじっすか!いや、知らなかったですよー。
5人兄弟てのも驚きです!貴重な情報ありがとうございます!!

彼の中で、やはりこの作品にはリバーに対する気持ちもこもっていたんですね。しかしここまでリンクされた脚本をよく受けたなあと思ってしまいます。役者根性以上のメッセージを感じますね。

投稿: ももも | 2006年8月24日 (木) 01時20分

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