ザ・コーポレーション
「企業を人にたとえて人格判断をすると、企業は人格障害(サイコパス)です」
いまや社会も国民もすべてを操っているのが「企業」であるという考えの上でのドキュメント映画。マイケル・ムーアなども参加している。
どれもこれもインパクトのある内容の話ばかりで頭が痛くなりました。未来が不安になって・・・ではなく単なる飲みすぎで、ですが。(笑)
こういう過激発言が増えれば批判も多いだろうなぁというのが率直な意見です。
私は全体的にとっても関心を示しました。上手くまとまってるし確かかどうかはおいといても「情報」としては成功なんじゃないかな。それに私はこのドキュメントが過剰に描いてるとしても、別にいいんじゃないの?と思います。
というのも、TVを観れば一目瞭然だもの。どのチャンネルをひねってもバラエティかそれこそ過剰とも思われるようなCMばかり。ニュースにしても「もうその話題はいいでしょ」という問題ばかり取り上げたりしてることにいまいち納得がいかなかった。それこそ、ライブドアの幹部でホテルで殺害された人だって結局どうなったのさ?
本作はまだ映画とかDVDってだけいいんじゃないのかなと思ってしまいます。「見に行こう」としなければ見れないんだもの。まあ、本作がTVで流れる事はまずありえないでしょうね。
だって本作の事例でも「FOXチャンネル」が乳牛のホルモン剤投与についての事実を消費者に訴えたくて番組を作ったのに、FOXチャンネル側は勿論、他TV企業もこぞって反対して結局番組は放映されず関係者はクビ。
いろんな考えの選択肢として観るのならこの作品は見るべきだと思います。現に知人のアメリカ人たちは全員牛乳は飲んでなかったです。日本はダイジョブだよね?
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