殺しの烙印
宍戸錠です。真理アンナです。「殺しの烙印」です。1967年の映画だそうです。私生まれてないや。
日本でナンバースリーの殺し屋が、謎の女に依頼された殺しを失敗した事から彼の人生が大きく狂う話です。
これ観た後に、いろいろ調べてみたらこの映画の鈴木清順監督って結構異質な存在だったみたいですね。日活解雇されてました。そこまで変な映画じゃないよ。でもカルトムービーとされてるんですね。
殺し屋の世界にランキングがあることも、みんなそのランキングを重要視して「オレはナンバーツーだ!」とか「あの人はナンバーフォーよ」言い合ったりしてるシーンで「おや~?」と思いましたが、オープニングテーマ曲の歌のヘボさにすべてが現れていたんじゃないですかね。中盤の「暗殺テク」はゴルゴ13以上で、水道管から義眼を洗っている医者に命中=即死とか、素麺吹きそうになりました。あの技ができるのは・・・さすがナンバースリー!すごいな宍戸錠!!しかもなかなか死なないし!不死身です。そしてカッコいい。ホッペに綿入れなくても素で十分かっこいいのになぁ。
その後もナンバーツーまではあっけなく死にますが、流石ナンバーワン。なかなかしぶといですし、やたらと余裕がありすぎです。
それにしても「謎の女」の真理アンヌ、綺麗です。こんな変わった映画に出てていいんでしょうか。蝋人形みたいです。でもバーナーの火で甚振られるなんてスゴイ発想ですね。
なかなか見ごたえはありますが、観終わった後のため息は何なんでしょうか。
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コメント
もももさん
はじめまして。
「クラッシュ」でのTB&コメントをありがとうございました。
「殺しの烙印」、鈴木清順、当時としてはアヴァンギャルドな監督さんですよね~。
けっこう好きなんですよ。「東京流れ者」とか。色とか撮影とか斬新でしたね~。
もももさんのブログでとりあげてる作品、なかなか個性的ですね!
また寄らせていただきたいと思います。
これからもよろしくお願いします☆
投稿: betty | 2006年9月 1日 (金) 02時48分
>betty様
こちらこそありがとうございます☆
betty様ならフランス旅行もとても満足できたのでしょうね☆
私も以前行ったことがありますが、彼とケンカばかりの日々だったためあまり良い思い出が・・・。(^^;
これからも宜しくお願いします!
投稿: ももも | 2006年9月 4日 (月) 09時14分