やわらかい生活
同監督の「ヴァイブレータ」が好きだったので観ました。
「やわらかい生活」です。
ある事をきっかけに精神病を患った優子(寺島しのぶ)は「粋のない街蒲田」へ引っ越してくる。彼女と彼女を取り巻く人間の群像劇。
「やわらかい」と書いてあったので、もっとやわらかい、ほのぼのした映画かなと思ってましたが、見事そのあたりは裏切られました。でも、この監督の醸し出す「30代前半女の寂しさ」と「後がない感じの緊張」という色は好きなので(自分とも被るので…^^;)作品としては気に入りました。
でも(原作は知りませんが)本編をみる限りではどの辺が「やわらかい」のかいまいちわかんなかったです。もっとほぐしてもいいのになーと思いました。
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» やわらかい生活 [映画、好きじゃないかも?]
やわらかい生活 スペシャル・エディション寺島しのぶ 絲山秋子 廣木隆一
2005年/日本
【出演】寺島しのぶ/豊川悦司/松岡俊介/田口トモロヲ/妻夫木聡/大森南朋/柄本明
【監督】廣木隆一
【原作】絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」(文藝春秋刊)
【感想】レンタルDVD(1/21)
元キャリアウーマン、両親と親友の死をきっかけにウツに…って、キャリアウーマン時代が全然出てこないから、一歩間違うと単なる体たらくって感じにしか見えない。
仕事仕事なんて毎日を送ってると、ホント、全部... [続きを読む]
受信: 2007年2月14日 (水) 04時29分
» やわらかい生活 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
魅力的なニューヒロイン"橘優子"の難役に挑んだのは、『ヴァイブレータ』で各賞を総なめし、『大停電の夜に』など出演作が目白押しの演技派女優寺島しのぶ。35歳、男なし、金なし、仕事なし... だけれど、孤独を受け入れ、自然体で生きている、新しい女性像を見事に演じき...... [続きを読む]
受信: 2007年2月14日 (水) 11時06分
» やわらかい生活 [しぇんて的風来坊ブログ]
この映画、しっくり来なかった。
純情きらりの笛姉ちゃんこと寺島しのぶさんは良かったです、だいぶんカバーしてました。でも・・・・
躁うつ病の描き方が、ちょっとどうなんだろうというので、しのぶさんに関してさえ、ちょっと??というところがあった。
ばかりでなく、豊川悦司さんがしっくりこない。なんというんだろう。なんか合ってない。
鬱のヤクザ役の妻夫木聡さんは、どう見ても見えないし。
ネームバリューでキャスティングしてはいけませんね。と思った。ちなみに彼らが嫌いとかではありませんので。
... [続きを読む]
受信: 2007年2月14日 (水) 23時43分
» 映画「やわらかい生活」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
30歳過ぎて独身、躁鬱女性の柔らかくない都会の片隅での生活、身に降りかかる不幸に嘘で対抗する、そんな彼女に優しい嘘の得意な男が現れる。
優子(寺島しのぶ)は大企業総合職のキャリアだったが、両親を火事で亡くしたのを阪神大震災と嘘をつき、同僚だった親友がニュ... [続きを読む]
受信: 2007年2月19日 (月) 12時10分
» やわらかい生活 [A Moviegoer in Fukuoka]
【KBCシネマ】
まったりと緩やかに流れる時間が心地よい。
何しろ、豊川悦司がカラオケでまるまる1曲歌うのを、ワンショットで撮っているような作品なのだ。
上映時間が2時間強あるので、「もっと短くまとめろ」という声もあると思うが、寺島しのぶ演じるヒロインが躁うつ病であったりと、内容的にはシビアなものを含んでいるので、この「まったり」さが無ければ、かなりキツい印象の作品になったと思う。
タイトルの『やわらかい生活』とは、「頑張らないで日々を生きていく」ということなのかな。躁うつ病の患者には、「頑... [続きを読む]
受信: 2007年2月27日 (火) 21時52分
» 寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんの結婚を西洋占星術で占いました [ズイフー!!ブログ - スプリングポイント]
西洋 占星術 でみる寺島さん主導? 仕事に徹底するグナシアさん? 慎重にお相手を選んだ寺島さん? [続きを読む]
受信: 2007年3月 6日 (火) 16時38分
» 【劇場鑑賞69】やわらかい生活 [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
橘優子、35歳、蒲田で一人暮らし。
可笑しくて、愛しくて、じんわり心にしみる。
暖かな幸福感に包まれる物語。
それとな〜く幸せ
[続きを読む]
受信: 2007年4月15日 (日) 20時06分
コメント
こんにちは!
コメントTBありがとうございました。
たしかにもっとほぐしてほしかったですね。
あまりに切ないなぁと。
「映画芸術」だったかな?
先日雑誌を立ち読みしていたら本作が思いのほか高評価でした。
むむー。
「ヴァイブレータ」は良いですよね。
あれだけが突出しているような、偶然の産物だったのでしょうか。
いやそれは個人的主観による偏見ですねw
投稿: 現象 | 2007年2月13日 (火) 12時39分
私も“ほのぼの”映画を期待して観たのですが…違いましたね(笑)
【ヴァイブレータ】は気になりつつも見そびれてる作品なので、今度はそちらを観てみようと思いました。
投稿: るしふぁー | 2007年2月14日 (水) 04時28分
>現象様
コメありがとうございました★
これってわかりにくいんじゃなくて単に失敗作だと思いますけど。(言ってしまった^^;)監督ファンとしては何とも…です。
また寄らせて下さい。
投稿: ももも | 2007年2月14日 (水) 08時55分
>るしふぁー様
お世話になります。
公式HPにも「なんとな~く幸せ」と書いてありました。うーん、微妙ですね^^;
嫌いじゃないんですけど…。むー。
投稿: ももも | 2007年2月14日 (水) 09時17分
TBありがとうございます。
韓国のチャーミング・ガールが、同じ年の、一人暮らし女性を描いた中で気に入りました。やわらかい生活とかなり毛色が違いますが。まだ日本盤ビデオにはなってないようですが。
投稿: しぇんて | 2007年2月14日 (水) 23時47分
>しぇんて様
こちらこそありがとうございました★
それは気になります。私も地方在住の為、ビデオじゃないと観れない作品が多いので、しぇんて様のようなHPがあるととても心強いです。またお邪魔します^^
投稿: ももも | 2007年2月15日 (木) 11時29分