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時をかける少女

Photo_229 地方公演はなかったので待望のDVD!
「時をかける少女」です。

高校2年生の紺野真琴は、踏切事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を得る。叔母に相談すると、それは「タイムリープ」といい、年頃の女の子にはよくあることだという。過去に飛べる能力。世界は私のもの!と思われたが…。ラブコメSF大作!

やっとレンタル出来たので、かなり浮き足だちながら鑑賞しました。
そして期待以上に面白かった!!!
主人公の真琴が、これまた全く色気が無いのが健康的でいいです。スピード感もあるし、まさに「青春☆」な感じがします。全編において実に爽やかで、観ていてすがすがしい気分になりました。
原田知世の「時かけ」は観たこと無いので比べることは出来ませんが、本作、青春とSFが見事にかみ合ってて、しかも真琴の行動や演出がいちいち笑えるのもハマった要因じゃないかな。そして転校生の千昭くんも良い感じに格好いいしユルいのも好感が持てました。

ほぼ全てに伏線が張られているのも見事。しかも、「タイムスリープ」で「SF気味」だった前半に対し、後半一気に「本格SF」に突入していきます。でもそれがなんだかわからないけど突然過ぎなくて、そのままラストまで目が離せなくなりました。(誉めすぎ?)

このスピードと笑いと爽やかさ、実に面白い映画でした☆

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ウェス・クレイヴン's カースド

Photo_228 「スクリーム」の監督作「カースド」です。

ある月夜の晩。姉弟はロスの山道で対向車を巻き込んだ交通事故を起こしてしまう。2人は横転した対向車の女性運転手を助けようと森に入るが、オオカミ男に襲われ…。

ウェス・クレイヴンて誰?と思ったら「スクリーム」の監督でした。(古いなー)
しかし、その名前をつけなかったほうが良いかも知れない程、内容はお粗末極まりなかったです。
私はホラーもB級も大好きです。が、しかし、ウケ狙いのギャグが面白くないように、本作でもウケ狙いな演出が尻目に出たように思えました。見ていて目を覆いたくなるようなサブいに、「早く終わって欲しい」という気持ちでいっぱいになった本作。クリスティーナ・リッチが好きなら観ておいても損は…あるかな。(苦笑)

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フィレーネのキライなこと

Photo_227 オランダ映画です。「フィレーネのキライなこと」

キュートだけどキレやすいフィレーネは、恋も長続きしない。そんな彼女が優しくてハンサムなマックスとあっという間に恋に落ち、彼との甘い毎日が始まる。しかし、喜びもつかの間、俳優を志すマックスは演技の勉強にNYに行くと言い出す。強がって彼を見送るフィレーネ。だが、母親の言葉に勇気付けられ、NYを訪ねる。しかし、NYでのフィレーネの行動はわがままそのもので、そんな彼女にマックスは次第に愛想をつかせ…。 (映画生活)

オープニングからとにかくインパクトありまくりです。「好き嫌いがはっきりしていて、下ネタが大好きで、タフでイタズラ好きの恋には一途」な主人公フィレーネ。私こういう女の子好きなんだよなあ。しかも恋人のマックスくん(ミヒル・ハウフマン)も超イケメン!
とにかく下ネタ満載、暴言満載なので、評価も両極端に別れそうな本作ですが、私はワハワハと笑って最後までご機嫌な一本でした。

演劇に夢中になる余り周りが見えなくなってしまうマックスくんと、自分勝手でワガママで「ごめん」が言えないフィレーネの動向。単なるエグめのラブコメかと思いきや、意外と面白い点も突いていたりして、なかなか見応え充分です。

男女の絡みシーンが豊富なので^^;一緒に見る人を選びましょう♪

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サイレントノイズ

Photo_226 アメリカ発心霊映画「サイレントノイズ」です。
心霊物は胎教に良くないんだけど…まいっか。

建築家のジョナサンを襲った、妻・アンナの死。悲しみにくれる彼の前に現れた謎の男がEVPで録音されたアンナの声を聞いたと告げる。最初は気にしなかったジョナサンだが、EVPに関わった人々の不可解な殺人事件や怪奇現象が続発し、とりつかれたようにEVPにのめり込んで行くが…。(映画生活)

本作、驚くほど映像がクリアです。映像が鮮明で尚かつシーンの撮り方によって非常に緊迫感が出てます。湧き立つこの緊張感に、冒頭から少しゾクゾクしてしまいました。こりゃー内容によっては面白くなるな!と。

しかし…、映像でどれだけ緊張感を与えようとも、アメリカの「心霊映画」にはどこか限りがあるようで、どうしても霊の不可解かつその底知れぬ闇の深さを奥まで覗くことが出来ず、不可解は不可解のままで終わってしまいました。主人公ジョナサン(マイケル・キートン)が、妻との交信の際に時折現れる3人の悪霊(死神?)と対峙していくワケですが、この辺の描き方が実に曖昧。しかもあのラスト…。
先が読めるはずの妻アンナが、何故ジョナサンの行く末を防ごうとしなかったのか。もしくは何故防げなかったのか、この辺がよくわかりません。それとも、アンナはそれを望んでた…??ん~それにしても腑に落ちない点が多いな…。

関係ないですがマイケル・キートンのおクチが赤ちゃんみたいなのが可愛かったです。

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ハンニバル ライジング

Photo_224 久々の映画館です。「ハンニバルライジング」を見ました。

ハンニバル・レクター誕生秘話。

楽しみに見に行ったのですが残念ながら、この監督にはサスペンス不向きだったんじゃないでしょうか。

というのも、原作の筋は実に面白そうで、前作、前々作同様全くサビを感じさせない内容であったのに対し、それをほとんど引き出しきれなかった気がします。俳優も結構頑張っていたけれど、主役以外はパッとしないし…。

と思って調べたら、この監督の前作は「真珠の首飾りの少女」でした…。あの映画も内容は良さそうなのに、私にはどこか安っぽかったというかB級臭さが感じられて、いまいち盛り上がりを見せることなく終わった気がしていました。本作にも同じ物を感じて仕方がなかったです。

映像は「真珠~」同様、なかなか魅せてくれますが、レディ・ムラサキの出る中盤~後半にかけて、一向に盛り上がらず、ムラサキの考えることもいまいち理解できず、本作を作る意味は無かったんじゃないかと思える始末…。

緊迫感のある前半に対し、ダラダラの後半…。

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エラゴン 遺志を継ぐ者

Photo_223 「エラゴン 遺志を継ぐ者」です。これって3部作かなんか?

ドラゴンと心を交わし天空を舞う、選ばれしドラゴンライダーの壮大な旅が今始まった。全世界で空前のベストセラーとなった、クリストファー・パオリーニの『エラゴン 遺志を継ぐ者』を、豪華キャスト&スタッフで映画化!壮大なスケールで描いた史上最大級のファンタジー・スカイ・アクション!(映画生活)

金をかけてるだけあって、壮大なスケールの映像美はなかなかのものです。しかし新鮮味はほとんど無いのが特徴的でした。
期待はしていませんでしたが、案の定お話は至って軽い、よくある感じのアドベンチャーです。主人公エラゴンの発言が、愚かで(若いしね)ちょっとイライラしましたが「勇者」だから許します。
ドラゴンライダーの首都アラゲイシアで、敵の魔術師ダーザとエラゴンが格闘するシーンがありますが、この空中戦、なかなかの見物です。ちょっとハラハラしました。

しかしドラゴンのサフィラ、かわいくないなあ…。その上よく喋るんで、肝心な事を全部言葉で言ってしまう辺り、内容の薄さを垣間見させてしまう気が…。

本の方が数段面白そうなのはいうまでもない映画です。

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プラダを着た悪魔

Photo_222 体調が良いので「プラダを着た悪魔」です。

ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタントに大抜擢される。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった。(映画生活)

最近見るラブコメ系の映画がイマイチだった事もあり、あまり期待をせず見たのですが、予想を裏切って、本作、非常に面白かったです!
個人的にメリル・ストリープとの出会いが「激流」なので、あまりこの役者は好きではなかった(というかあの映画がつまらなかっただけだと思う)んですが、本作で彼女の演技の凄さを見せつけられ、ついでに好きになってしまいました。というか合ってる…^^;

映画の内容としては実に軽いドラマとしてのんびり見ることが出来ますが、主役、脇役の個性が色とりどりの宝石のようにそれぞれ輝いていて、見ていて全く飽き事無く、そして爽やかな気分にさせてくれる映画でした。

個人的に気に入ったのは第一アシスタントのエム。彼女も他の同僚と同じく、仕事に誇りを持ち、自分の下に配属された新人アンディ(アン・ハサウェイ)をイビリながらも、渋々尊重してあげたり、ちゃんと「ありがとう」と御礼を言ったりするシーンは、見ていて実に心地が良く、そしてこの映画の中で「生きてる人間」の一人でした。
本作にはそういった生きた人間の姿や動きが、実に上手く描かれています。
単純な内容なのに、ここまでヒットした理由はそこにあると思いました。

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X-MEN ファイナルデシジョン

Xmen_finalstand 「X-MEN ファイナルデシジョン」を見ました。

ミュータントを導くための学校エグゼビア・スクールの主催者、チャールズ・エグゼビアはグレイ家を訪ねる。両親は、一人娘ジーンが病気だと思い世間に隠していた。しかし、彼女は世界最高のミュータントパワーの持ち主のエグゼビアをはるかにしのぐ能力の持ち主だった。それから10年後。大企業ワージントン社の社長の息子、ウォーレンは、自分の背中に翼が生え始め、誰にも言えず悩んでいた。彼が自分の手で翼を切り落とし、手と体が血で染まっているのを父親に見られ、父親は息子がミュータントであると確信する。 (映画生活)

あっこの壁を通り抜けるソバカスちゃんが、エレン・ペイジ(ハードキャンディ)だったの!!気付かなかった…。

前作「X-MEN2」前々作「X-MEN」が個人的にイマイチだったので、本作もあまり期待はしていなかったんですが、これがなかなか面白かったです。
全体的にも集大成的な匂いがかなりプンプンするので、力の入れようがいままでともちょっと違って、意外な人達を容赦なくバッサバッサと倒してしまいます。
前作の内容も結構忘れていたんですが、それでも理解できる内容にも満足です。

だけど、結局X-MEN(ミュータント)最強の能力者はジーンだけなの…?
もっと強い能力者、もしくは能力の凄さをもっと見せて欲しかったなあ。

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劇場版名探偵コナン 銀翼の奇術師

Photo_221 「ゆれる」も「タブロイド」も「プラダを着た悪魔」も「X-MENファイナル~」も「ククーシュカ」も借りてきたのに、だるくてだるくてろくに観れませんでした。
唯一観れたのが…「劇場版名探偵コナン銀翼の奇術師」です^^;

公演最終日を控えた舞台女優、牧樹里が、怪盗キッドから予告状を受け取った。運命の宝石、スター・サファイアを狙うキッドは、公演の夜、なんと、新一に変装してコナンたちの前に現れた…(映画生活)

このところ、映画一本もろくに観れてないのでとっても欲求不満。
でもコナンに出てくる怪盗キッドは好きなので、なんとか見終えることが出来ました。

全体的に主要メンバーは同じだけどお話は2部構成みたいになってました。
舞台での話と北海道へ打ち上げに行くときの飛行機の話と。特に飛行機内での話が面白かったです。トリックは案外簡単でしたが、操縦士2人が毒により重体、ガソリン漏れによる飛行距離の制限と不時着の恐怖をコナン君とキッドが挑みました。アニメなのに迫力満点!面白い!!
そしてキッドとコナン、ここでもやっぱりお互い良い関係の様で、敵対しながらもお互いを認めているようでした。子供版のルパンvs銭形みたいなもんかな。(違うか)

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親指さがし

Photo_220 「見ちゃダメ」と言われれば見たくなるのが人の常。 【ネタバレ】
「親指さがし」です。

ある日、6人の子供たちがどこかで伝え聞いた“親指さがし”という遊びをはじめる。その遊びを終え、目を開くと仲間のひとりが姿を消していた。それから8年後。同窓会で久々に再会した5人は、失踪した仲間を探すため、再び“親指さがし”を決行する。しかしそのことが原因で、彼らに危険が迫り…。(映画生活)

久々のJホラーだったので、ワクワクしながら見たのですがこれがイマイチ。
いなくなった由美子を連れ戻したいけど、助けられなかった自分への自責の念にかられ、自らが「由美子の亡霊」となり、みんなを襲う大役を三宅健が熱演するんですがねぇ、彼の演技力が足りないうえに、脚本が「怖がらせたいのか、サスペンスとして撮りたいのか」が見えずフラフラ状態で、なんとも中途半端な内容に仕上がっちゃってます。多分、両方を求めたんだろうけど、ぶっちゃけ力量不足です。

全く怖くないんで、胎教には良かったですけど★
ちょっと消化不良なんで、「オトシモノ」も見ちゃうかな。

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セックスアンドマネー

Photo_219 「セックスアンドマネー」です。

『セックス・アンド・ザ・シティ』のニコール・ホルフセナー監督&『フレンズ』のジェニファー・アニストン主演で贈る、傷つきながらも本当の恋と幸せを模索する女性たちを描いたラブ・ストーリー。昔から仲の良い4人の女友達。3人はキャリアを積み、結婚もして順風満帆。ところがオリヴィエだけは失業中でメイドとしてなんとか生計をたてる有様だった…。(映画生活)

ニコール・ホルフセナーが監督だとは知らなかったです。題名似てるな…とは思いましたが。
ホラーが当分心ゆくまで観れないので、ストレス発散に女同士のめちゃくちゃな話でも観ようかと思ったのですが…本作意外と、なんというか、原題に沿ってるというか、うん、地味な映画でした。もっとぶっちゃけた内容かと思ってました。
演技派の女優が揃ってるのに、ジェニファー・アニストンがコスプレしてるのになんかイマイチ面白味とまとまりが足りないような気がしました。

ラストの展開はなかなかユニークではありましたが、それ以外は…うーん、スッキリしないです…。

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イルマーレ(米国版)

Photo_218 「ホラーは胎教に悪い」と聞いたので、無理矢理「(米国版)イルマーレ」です。

時空を超えたラブストーリー。湖畔に立つ家を引っ越すことにしたケイトは次の住人に手紙を残す。手紙を受け取った新住人アレックスは返信するが、いつしかケイトが2年後の生活を送っていることを知る。(映画生活)

恋愛映画は好きじゃないんですが、本作はSFタッチだったということもあり、意外と最後まで面白く観ることができました。
キアヌ演じるアレックスの一途な想い、そして現代を生きるケイトの「女性ならでは」な現実的な思考故の苦悩。彼女は「医者」でもあるから、より現実に走った点もあったのかと思いました。でも、結局はアレックスの一途さに、本能で答えた結果だったのでしょう。映像も綺麗だし、キアヌはやっぱり格好いいし、サンドラも良い役で好印象です。胎教にはいいな。(笑)
韓国版「イルマーレ」は観てませんが、あちらも観てみたくなりました。

でもあのラストはあんまり流れになってないような気がするなぁ。

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LOST シーズン2 vol.1~9

Lost_season2_9 他の映画と一緒にこっそり借りてくる「LOST シーズン2」。今日は中間報告です。

無人島に墜落した旅客機の生存者の姿を通し、人間の心理状態を描くTVドラマの第2シーズン第9巻。

ここまで振り返っても、シーズン2だけで本当にいろいろあったなぁ。
しかも極めつけのようなvol.9の本作は驚くべき新展開が待っています。肝心な部分はネタバレはしませんが「気球で旅をしていた男 ヘンリー・ゲイル」の身元が明らかになります。コイツ、当初から「胡散臭せー」と思ってました。それもそのハズ、「SAW」に出てた病院の雑用係ゼップでした。やっぱり。胡散臭い顔ですもん。

しかし、未だに謎はほとんど解明されず、更なる謎が待ち受けています。まだ「LOST」未経験の方からすれば、敬遠しがちな長さではありますが、「アドベンチャー」作品だと思って観れば、そう億劫にならないで手に取れるかも…?

それにしても「ガール・ファイト」「S.W.A.T」「ブラッド・レイン」のミシェル・ロドリゲス、目つきが更にヤバくなってきてないか?たまに白目なのかと思うときがあるけど、タフで一途でなんか好きです。

それに反してヒロイン気取りの(勝手な妄想)ケイト役(エヴァンジェリン・リリー)、脳内射殺、既に10発はしました。アナタ、謎多すぎ、わかりにくすぎ、フラフラしすぎ!(怒)

250pxevangeline_lilly_star_1 無邪気な小悪魔

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幸福(しあわせ)のスイッチ

Photo_217 ずっと見たかった「幸福(しあわせ)のスイッチ」です。

”お客様第一”をモットーに電気屋を営む父とソリの合わない次女の怜は実家を離れ、東京のデザイン会社に就職するも上司と衝突し、会社を辞めてしまう。そんな時、妹から姉が倒れたと知らせが届き実家へ帰ると、入院したのは姉ではく父の誠一郎だった。まんまと店を手伝わされる羽目になった怜だったが、次第に家族の絆や愛情に気づいていく…。(映画生活)

お話の流れはとっても平凡で、演出もとても地味なんですが、これがまた良いです。派手なパフォーマンスをしないでも、ここまで心がほわっと暖かくなるドラマは久々に観ました。面白いですコレ。
主人公の上野樹里は今までの天然キャラとは一転、終始ぶーたれ顔でパッとしない役を演じていますが、これがなんだかとってもリアル。出てくる家族も、田辺市の住民も全くの「庶民」という役柄なんですが、これが実に上手く内容と混ざり合っててなんとも良い塩梅です。ジュリー、やっぱりいいなぁ(惚)

「ほのぼの~」と言うよりは、「自然な日常」と「自然な親子の愛」を「自然に撮った作品」、って感じで自然と感動できます。しみじみと父親の愛情っていいなと思ってしまいました。

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ハニー&ダーリン

Photo_216 「ハニー&ダーリン」です。

出会って間もなく恋に落ちたブルックとゲリーは、すぐに同棲生活を始めた。しかし、家事を手伝わないゲリーに次第にイライラが募っていたブルック。ある日、些細なことから大ゲンカに発展してしまった二人は、それぞれの友人からアドバイスを取り入れ、あの手この手でお互いの気を引こうとするが、思いもよらぬ方向に進んでしまい…。(映画生活)

「BeCool!」で好きになったヴィンス・ヴォーンが出てると言うことで見ました。
ヴィンス演じるゲリーは、自己チューで同棲中のブルック(ジェニファー・アニストン)への思いやりも無く、ゲーマーで野球観戦好きで不潔っぽくて、口達者な男。反してブルックはアートが好きで画廊で働いてて家事もしっかりこなすが野球観戦も出来る、男からすればなかなか「理想のいい女」なのでは。
そんな理想のいい女がダメ男の「性根を治す」というのならわかりやすいのだけど、本作は「ダメ男に自分の必要性を再確認させる」という筋書きというのがよくわからない。そこまでこの男に固執する意味があるのかと思ってしまいます。ま、愛なんだろうけどサ。

それにしてもジェニファー、いまいちこの「いい女」に合ってないような…ゴホゴホ。
ま、強いて言えば「同棲の難しさ」はよくわかりましたよ、はい。

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Photo_215 DVDデッキとの相性が悪いらしくやっと見終わりました「弓」です。

10年前、老人が連れてきた少女は釣り人を運ぶ船の上から一歩も出ないまま、17歳になったら応神と結婚する予定だったが、釣り人の中に一人の青年が乗った日から、二人の関係は微妙に変わり始める。(映画生活)

犯罪をファンタジックに描くギドクのテイストで、今回も素敵なファンタジーに生まれ変わるかと思ったのですが、これが私にはどうしても共感できない部分が多く、個人的にはイマイチな作品でした。「うつせみ」の時は許せた謎が、今回はどうしても解せないんです。

どうしても老人と少女ののやる事全てがいまいち納得できなくて、しかもあの後半…。少女の喘ぐ姿を見て、弓矢の血を見てもヒワイにしか見えず…泣

全く楽しめなかったワケではないんですがイマイチ良かったという気分にもなれなくて…なんでなの…;;

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がんばれ!ベンチウォーマーズ

Photo_214 「バス男」のジョン・ヘダー、「50回目のファースト・キス」に出てくる片眼義眼のハワイ人ロブ・シュナイダーが出てます、「がんばれ!ベンチウォーマーズ」を観ました。

子供の頃からいじめられていた、うだつのあがらないダメ大人3人組が、ふとしたきっかけでリトルリーグのトーナメントに殴りこみ!!普通ならあり得ない3人の大人チームが、なぜか参戦を許されて順調に勝ち上がっていくのだったが…。(映画生活)

一言で言えばジョン・ヘダー、デヴィット・スペードの独壇場のコメディでした。そして期待していたボブ・シュナイダーの笑いの要素が今ひとつ無くて、どちらかというとまとめ役に徹してた感が個人的に残念…。

内容は意外とグダグダして「あり得ない」部分が多く、食事をしながら観るとちょっと気分悪くなる映像が多いけど(個人的に気持ち悪くなった箇所多々あり)、3人の七転八倒ぶりはそうそう観ることが出来ないのでファンは観ておく…映画かな^^;

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