幸福(しあわせ)のスイッチ
ずっと見たかった「幸福(しあわせ)のスイッチ」です。
”お客様第一”をモットーに電気屋を営む父とソリの合わない次女の怜は実家を離れ、東京のデザイン会社に就職するも上司と衝突し、会社を辞めてしまう。そんな時、妹から姉が倒れたと知らせが届き実家へ帰ると、入院したのは姉ではく父の誠一郎だった。まんまと店を手伝わされる羽目になった怜だったが、次第に家族の絆や愛情に気づいていく…。(映画生活)
お話の流れはとっても平凡で、演出もとても地味なんですが、これがまた良いです。派手なパフォーマンスをしないでも、ここまで心がほわっと暖かくなるドラマは久々に観ました。面白いですコレ。
主人公の上野樹里は今までの天然キャラとは一転、終始ぶーたれ顔でパッとしない役を演じていますが、これがなんだかとってもリアル。出てくる家族も、田辺市の住民も全くの「庶民」という役柄なんですが、これが実に上手く内容と混ざり合っててなんとも良い塩梅です。ジュリー、やっぱりいいなぁ(惚)
「ほのぼの~」と言うよりは、「自然な日常」と「自然な親子の愛」を「自然に撮った作品」、って感じで自然と感動できます。しみじみと父親の愛情っていいなと思ってしまいました。
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コメント
こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
上野樹里、良いですよねぇ。今活躍している若手女優では一番好きです。まぁこの映画では3人姉妹全員が魅力的でしたけど(笑)。
最近の邦画の中では、安易に「泣き」に走らなかった点が個人的に多いに評価できます。
投稿: えめきん | 2007年4月 5日 (木) 23時02分
>えめきん様
こんにちは☆いつもお世話になっております!
>最近の邦画の中では、安易に「泣き」に走らなかった点が個人的に多いに評価できます。
ほんとーにそうですよね。ジワジワと涙腺をやられる作品ですが全く商売じみた感じがしないんです。しかし三女がボインだとは気付きませんでした…^^;
投稿: ももも | 2007年4月 6日 (金) 09時53分
もももさん☆こんばんわ。
コメント&TBありがとうございました~!
じわりと感じさせる演出が良かったです。物を売る商売の根幹を観ましたね。セールスマンは必見の一本でしょう。
特に派手な展開もせず、淡々と親と子そしてその土地の温かみがほのかに伝わってくる作品でした♪
投稿: orange | 2007年4月19日 (木) 23時58分