« 座頭市 | トップページ | 見つめる女 »

用心棒

Photo_248 黒沢明監督「用心棒」です。

廃した宿場町を舞台に、流れ着いた浪人が巻き起こす騒動を描いた、黒澤明監督が贈る痛快娯楽時代劇。出演は三船敏郎、東野英治郎、山田五十鈴ほか。(映画生活)

個人的には黒沢時代劇は「七人の侍」以来2作目です。少なっ。
タケシの「座頭市」を観たらもっと時代劇が観たくなってチョイスしました。

「七人の侍」も面白いわ格好いいわで、興奮しましたがこちらも、いい加減な侍のクセにやたら強くて、その上弱い者の味方(というか目障りだっただけ?)なのに、口が悪く貧乏クジを引いてしまうけどやっぱり生き抜いて見せる。いやー非常に楽しく観れました。
そして、この町民の小汚い(失礼)感じや、やたら美人が少ない(造酒屋の娘以外)のもいちいち面白いんですよね。貧しい庶民の匂いがプンプンするところが好きです。やっぱり時代劇はこうでないと。登場人物のキャラクターがアニメっぽいのがまた見やすくて楽しいです。
そしてめしやの主人は、昔の水戸黄門(東野英次郎)ちゃま!懐かしい~。
三船敏郎が侍を演じると、毎回本物の侍に見えます。そして凄く引き込まれる。面白いですね~★

「椿三十郎」も観ようかな。

|

« 座頭市 | トップページ | 見つめる女 »

コメント

『用心棒』、サイコーに面白いですよね!!
役者も本当にイイし、豪華だし。冒頭、三十郎に腕を切り落とされる侍がジェリー藤尾だったりと贅沢な使い方です。腕を銜えて走って来る犬までイイ芝居を見せてくれます。
絶対『椿三十郎』も観た方がいいですよ。超お薦め!

投稿: 丹下段平 | 2007年6月11日 (月) 21時11分

>丹下段平様

こんにちは!コメ ントありがとうございました!

>三十郎に腕を切り落とされる侍がジェリー藤尾

えぇ~!気付かなかった!!
黒沢監督は「この映画をとにかく面白い映画にしたい」と言っていた通り、何処を切っても面白い作品で本当に大満足しました★

次はやはり「椿三十郎」ですね。観ます!

投稿: ももも | 2007年6月12日 (火) 14時27分

 突然、お邪魔します、ハイ。
 ジェリー藤男と一緒に斬られてるのが風車の矢七で、最後、命拾いする百姓の息子は夏木陽介です。

投稿: 草葉の五十朗 | 2007年12月 2日 (日) 22時22分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 用心棒:

« 座頭市 | トップページ | 見つめる女 »