イカとクジラ
「イカとクジラ」です。
夫婦揃って作家というスノッブな両親が突然の離婚。子供たちの心配は「猫はどうするの?」(gagaより)
本作の監督は「ザ・ロイヤルテネンバウム」のウェス・アンダーソン監督が認めた新進気鋭の監督だそうですが、私、そういや「ザ・ロイヤルテネンバウム」嫌いなんだよね…^^;
そんな不安を抱きつつ鑑賞しましたが、やはりアンダーソンぽい作風にちょっとうんざりしてしまいました。
登場する主家族は普通にダサくて、別居が決まった途端浮気する両親と、マジメな息子達のかわいげのない反抗態度に全く興味が沸かなかったです。
それと特有とも言えるこの動きのないカメラワーク。しかも、いちいちしゃべる人間の顔をアップにする昔っぽい技法は本当に私苦手…。
ラストで「イカとクジラ」について出てくる以外はあまり面白い物ではありませんでした。
子役二人は良い演技だったと思います。
ウェス・アンダーソンが好きな人限定な映画では…。
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受信: 2007年6月25日 (月) 22時14分
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受信: 2007年6月28日 (木) 00時37分
コメント
もももさんこんにちは。
実は僕はウェス・アンダーソンの作品を観てないんですよね。この映画は気に入ってるので、ウェスの作品も観てみます。似た感じなら多分大丈夫かな、と…。
投稿: 丹下段平 | 2007年6月26日 (火) 03時26分
>丹下段平様
こんにちは!いつもお世話になっております。
本作「面白くなかった」というワケでは決して無いのですが(視点は終盤はとても好き)いかんせんこのカメラアングルとダサい夫婦の恰好が…どうも…苦手で…。
ウェス映画はコメディが主ですが、本作の淡々とした感じはとてもよく似ていると思いました。気に入るといいですが☆
またお邪魔します!
投稿: ももも | 2007年6月26日 (火) 14時14分