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世界最速のインディアン

Photo_283 「世界最速のインディアン」です。

伝説のバイク“インディアン号”で奇跡のような大記録に挑戦した男の人生を描いた真実の物語。(映画生活)

ずっと見たかった本作ですが、これが予想以上に面白くてとてもよかったです。
アンソニー・ホプキンス演じるバードの”不良おじいちゃん”がとにかくコミカルで良いです!この不良っぽさは「ウィルター少年と、夏の日の休日」に近い要素がある様に思えました。

それとなんといっても、バードが旅先で出会う人達の温かみが本作をより良い物に仕上げているのだと思いました。個人的にはアメリカ先住民の話が一番印象に残ってるかな。

それとインディアン号、めちゃめちゃ格好良すぎでしょ!!(しかも組み立て式!激シブ!)しかもこれをおじいちゃんが運転するなんて!凄すぎる!ヨーロピアンスタイルのバイク好きにはもぅ~たまりません★若者との競争シーンではシビレちゃいましたわ!うぅ~!

最後まで感動しっぱなし、微笑みっぱなしの1本です。とても暖かい気持ちになるので是非家族or恋人と見るのをオススメ!

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デッドフライト

Planedead  「デッドフライト」です。

ロサンゼルス発パリ行きのボーイング747。飛行中に乱気流に巻き込まれ、混乱する機内。しかも衝撃で倉庫の積荷が崩れた。そしてその中から現れたのはゾンビだった!ソンビは客室内に現れ、乗員を襲い始める…。飛行中の旅客機に突如現れたゾンビとの壮絶なバトルを描いたパニック・ホラー・アクション!(映画生活)

本作、一言で言えば「久々にまともなゾンビ映画を観たなぁ」といったかんじでした。
あたりはB級ゾンビ映画といった感じなんですが、設定が予想以上に真面目に作られていて、「更なる展開」を見るのが楽しみな映画でした。ただ、その展開以上にゾンビに「新しい何か」を感じることがなかったため、ゾンビ映画なのに、「ゾンビ」の印象が薄かった気も。典型的なゾンビ主演、凝った設定がオススメな映画だと思います。

ホラー好き、ゾンビ好きなら観ておいて損は無い感じです。
グロ度はちょっと高めかな。

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Gガール 破壊的な彼女

G 「Gガール 破壊的な彼女」です。

メガネにブラウンヘアの女性ジェニーの正体は、スーパーパワーでニューヨークの平和を守るスーパー・ヒロイン“Gガール”だった。そんな彼女と設計会社に勤めるマットとの交際は順調に見えたが、ジェニーの激しすぎる性欲と人並みはずれた嫉妬深さに恐れをなし、マットは同僚のハンナへと気持ちが傾いていく。そんな彼に対しジェニーは…。(映画生活)

「ユマ・サーマンがスーパーガール役でラブコメ?!」ということで結構期待して観ちゃったのが悪かったかなぁ。
しかも邦題よりも原題の「MY SUPER EX-GIRLFRIEND」の方が数段わかりやすいし納得だよ…。何この「猟奇的な彼女」を意識した邦題は。ナンセンスすぎ。(怒)

ということで、私は邦題と話題に振り回されて、あまり楽しむことが出来なかったです。制作者側の「Gガール」に対する愛情みたいのも、あまり感じることができなかったというのも要因かもしれませんが。で、Gガールの「G」って何のGなの?

「最狂絶叫計画」のコメディアンヌ、アンナ・ファリスも出てるし、脇役もなかなか面白いんですけれど、何か…足りないような??気のせいかなあ。なんか突き抜けて面白いものが最後まで見いだせず、エロコメとして考えても「40歳の童貞男」にも及ばないネタに、いまいち乗り切れない映画でした。

まあでも、土曜日の夜にのんびりカップルで見るには丁度良い映画何じゃないかと思います。

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デスゲーム -STAY ALIVE-

Stayalive 「デスゲーム」です。日本未公開。

ゲーム仲間のルーミスが謎の死を遂げた。彼が死ぬ直前までしていた“Stay Alive”というゲームをルーミスの妹から譲り受けたハッチと他のゲーム仲間は、好奇心からそのゲームを始めるも、ゲームの中のキャラクターが死ぬとプレイヤーも同じ方法で死ぬという事実を発見し…。(映画生活)

総合的に考えると、これは面白い映画だと思いました。はい。
内容はとてもシンプルで、よくある日本のホラー映画みたいですが、本作の醍醐味である「プレイ中の画面が実際の映像のダブってくる」瞬間がなかなかスリリングでいいです。筋書きも、意外としっかりしてるし、それぞれのキャラクターも生きているので、見ていて一緒にハラハラ出来ます。映像もなかなか良くできてるし、いろいろと賞ももらってるみたいですね。

難点を言えば、ゲームのCGが若干ヘボいけどまぁ愛嬌って事で☆

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フランキー・ワイルドの素晴らしき世界

Photo_282 ずっと観たかった「フランキー・ワイルドの素晴らしき世界」です。

フィクションです。クラブの聖地イビザ島。今夜も興奮が最高潮に達した頃、姿を現すフランキー・ワイルド。独自のスタイルと神業的プレイで、ヨーロッパはもとより世界中にその名を轟かせているカリスマDJ兼音楽プロデューサーだ。富と名声にどっぷりと浸かったフランキーの暮らしだったが、そんな生活も長くは続かなかった。生まれつき聴覚の弱かったフランキーは、少しずつ聴力を失いつつあったのだ……。 (映画生活)

あーやっぱりコレ、面白かったわ~…。地方に住んでるとロクな映画がやらなくて本当に困ります。このサウンド、映画館で観たかった…。

一番良かったのは、実話ベースによくある「主人公が善人」ではなく、一般で言う、ダメ人間、廃人(笑)だとという事。これがいい☆
これによって、共感できるか出来ないかが人によって別れそうだけど、まぁ、クラブ好きの音楽好きにマジメ一辺倒な人は少ない訳なので、こういう廃人が主人公なのもアリだなあと思いました。それと音楽業界のシビアな意見も実に現実的で不条理で好きですね。肯定否定抜きにしても実にリアル。

後半、フランキーは聴力を失うのですが、私は「このまま廃人決定されて、カート・コバーンの「ラスト・デイズ」みたいなオチになるのかなー」と思っていました。だけどそんな予想を覆したこの展開にはちょっと萌え、いや燃えましたー!面白いじゃないの。
ミックスされていく音と音の繋ぎのシーンで、音をパソコンに取り込み二つの音を「見ながら」ミックスされる瞬間は、音楽好き、DJには興奮する映像でした。
とにかく、この後半は今までの不安定な内容を一新してくれます。
しかし、フランキーの軽く悟りを開いた言動には軽く疑問を持ちますが、この辺は制作者側のアドリブという事で考えればいいかと。

Petetong あ、サントラゲットしました☆

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あるいは裏切りという名の犬

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

Photo_281 「あるいは裏切りという名の犬」です。

フランス、オルフェーブル河岸36番地にあるパリ警視庁に、二人の警視がいた。一人は仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリングス。もう一人は権力志向の強い野心家のドニ・クラン。親友だった二人は、同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、今は次期長官の座を競うライバルとなっていた。市内で多発する現金輸送車強奪事件を巡り、交錯する男たちの思惑。ドニの裏切りで、レオはすべてを奪われ投獄される。7年後、再会した二人の運命はどこへ向かうのか…。 (映画生活)

上映をのがしてしまったので、レンタルが出るまで長かった…^^;
どうでもいいですがこれフランス映画だったんですね。フランス作のノワールサスペンスは、私、初めてかもしれません。しかし本作、面白いです。

「因縁の対決」を演じる名優の演技にも見入ってしまいますが、それ以外の俳優やセットの豪華さにもつい唸ってしまいそうになりました。しかも本作の中ではおフランス独特の下品さが無くて「一級品」といった印象を受けました。

しかし、個人的に残念なのが「昔同じ女を愛してしまった」という設定がイマイチ他の事柄と合ってないというか、浮いているというか、ダサいというか…^^;
まぁ、確かにカミーユは気さくでかわいい女性のようでしたけど。

全体的には内容が重厚で展開も面白いんですけど、どうもこうサクサク進みすぎてる感が否めない部分があります。なんかの説明にかいてありましたが、本作は「若い観客向け」に描かれている部分も多々あるんだそうです。てことはこのサクサク感がその「若者向け」な部分なのかなぁ。
個人的には中盤をもっとどっしり描いて欲しかったなぁ。

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デート・ウィズ・ドリュー

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

Photo_280 「デート・ウィズ・ドリュー」です。

ハリウッドスターとデートすること。そんな壮大な夢に挑んだ“一般人”がいた――。『チャーリーズ・エンジェル フル・スロットル』などで知られるドリュー・バリモアにデートを挑んだ青年ブライアン・ハーズリンガーは、クイズ番組で得た賞金1,100ドルだけを使い、わずか30日でドリューとデートするという無謀にも思えるプロジェクトに挑戦する。友人たちのコネクションを使い、ドリューにまつわるあらゆる人たちに接触を試みるブライアン。やがて「チャーリーズ・エンジェル」のプレミア・パーティーに潜入を計画するが……。果たしてブライアンは憧れのドリューとのデートを実現させることができるのだろうか。 (映画生活)

あれこれと本作についての感想を文章にしてみるものの、すっきりとしたモノが書けずうんうん唸ってしまいました。
面白くなかったとかじゃないんです…ぶっちゃけてしまえば、
申し訳ないんですけど「このブライアンの顔が苦手!(もの凄い身勝手でスミマセン…)」なんですよ^^;
だからどーしても感情移入が…。はい。

それでも面白かった部分は、「自分をアピールする」という理由で作ったプロフィールビデオです。あのよく聞く予告の人がナレーターをやってくれて、しかも「面白かったから(ギャラは)タダでいいよ」と言ってくれた気前の良さにも、心地よさを感じた瞬間ではありました。それとブライアンの母親の、バリモアへ対する「ビッチ発言」も笑えました。しかし私もバリモアは好きですよ。

でもやっぱり、本作については評価とか出来ないです…。
この映画を好きな人、身勝手言ってしまってすみません…。

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ハリーポッターと不死鳥の騎士団

Photo_279 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」です。

ホグワーツでは「闇の帝王」ヴォルデモートが蘇った事実が全く知られていなかった。ファッジ魔法大臣は、ダンブルドア校長が自分の地位を狙って嘘をついていると疑う。ダンブルドアとホグワーツの生徒たちを監視するために、「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師、ドローレス・アンブリッジ先生を送り込む。ドローレス先生の仕打ちから、窮地に陥れられたハリーは…。 (映画生活)

今回、ハリー達を追いつめるのはアンブリッジ先生とヴォルデモード、そして魔法省の体質とかでしょうか。しかし追いつめる核となるモノが定まらず、終始不安定な感情のまま話は進んでいきました。その中でもアンブリッジ先生、ムカつくなー。

大好きな魂吸鬼の登場が序盤だけだったのに、軽く落ち込みましたが「話が面白ければ」と気持ちを切替え見続けたものの…うーん。

全体的な流れは明解でわかりやすく見やすかったと思いますが、大嫌いなアンブリッジ先生への報復を「紙面で知るだけ」というのは、ちょっとすっきりしません。あれじゃあ、このムカつきは収まらないわよー!!といった感じ。
しかも、なんだか終始魔法省に流され続けた?踊らされ続けた?内容だったようにも思えて、なんだか全体が薄っぺらい印象に…。

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クライングドール ~ワイヤー・イン・ザ・ブラッド~

Photo_278 「クライングドール」 ~ワイヤー・イン・ザ・ブラッド~

第2シーズン1話。
ある誘拐事件を捜査していた警部補、キャロル・ジョーダンの元に1通の封筒が届く。それは凄惨な猟奇殺人事件の幕開けだった。(ぽすれん)

これで「ワイヤー・イン・ザ・ブラッド」シリーズは全部見終わりました。

本作も、やっぱりラスト近くまで犯人も展開も読めません。
でも映像のあちらこちらにヒントは毎回隠されているので、それに気付くとまた本作の深さがググッと迫ってくるのです。私は相変わらずラストまで誰が犯人かもよくわかりませんでしたが^^;
そしてトニーとキャロルの中学生のような恋愛模様(苦笑)も相変わらず面白い★
…ということで、一話ごとのオムニバス作品でしたが、一通り揃ったので順番を調べてみました。

-ワイヤー・イン・ザ・ブラッドシリーズ-

ワイヤー・イン・ザ・ブラッド ファーストシーズン第一話

キリング・シャドー ファーストシーズン 第二話 <3位>

デス・ペナルティ ファイーストシーズン 第三話 <2位>

クライング・ドール セカンドシーズン 第一話

ウィッチ・コード セカンドシーズン 第二話

クロス・レクイエム セカンドシーズン 第三話 

エンジェル・オブ・デス セカンドシーズン 第四話

シークレット・ガーデン サードシーズン 第一話

バッド・シード サードシーズン 第二話

9.P.M サードシーズン 第三話 <1位>

シンクロニシティ サードシーズン 第四話

…こんな感じです。ついでにランキングをつけようと思ってましたが、うろ覚えのため3位までとさせて頂きました!
でも全体的に普通のサスペンスなんかより数段レベル高いんですけどね。

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シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--Photo_276

「シー・ノー・イーブル 肉鉤のいけにえ」です。

舞台は老朽化が著しい、閉鎖されたホテル。減刑と引き換えに修繕の労働奉仕をすることになったティーンの犯罪者8人が、そこで週末を過ごすことに。彼らと二人の監察官、ホテルの女主人以外に、そこには誰もいないはずだった。しかしそこには何者かが潜んでいた!(映画生活)

WWEプロレスのゴツ顔「ケイン」が悪者としてホラーに出るという事で、相当怖いキャラなのかと思って少し期待しすぎてしまった様です…。
案外普通のホラー…、強いて言うなら
トビー・フーパーの「ツール・ボックス・マーダー」に似たシーンがいくつかある。そんなスプラッタホラーでした。(あれは普通か?)

ケインって、目は怖いですが口元がちょっとキュートなうえ演技も今ひとつ(これがイタイなぁ)なので、予想していた残忍さがちょっと感じられなかったです。
それでも鉤(かぎ)のついたチェーンを振り周し、若者の背中に「グサッ」と刺して引っ張るシーンは流石だわ~☆←?

ただ話が進むに連れて、ちょっと破綻している箇所?というかムリのある箇所?というか「どっかでみたような展開」なんかがあって失速気味な後半でした。いえ、パクってる分には別にいいんですがそのパクり方に、面白味が無いのが欠点だったような気がします。

しかも生き残ったのがダメ人間の○○なのが…何とも個人的には納得がいかない…。
ホラーだったらこいつはラストでペッチャンコになって死ぬ運命なのでは~?(苦笑)

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MIXTAPE ミックステープ

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

Inc  「ミックステープ」です。

もう解説どおりのドキュメントです。
有名HipHop集団やDJやら、ミックステープを取り扱い、摘発されたレコード店なんかをフィーチャーして、業界、警察をバッシング、ミックステープのうんちくを語るドキュメント作品です。

もう解説どおりのドキュメントです。
本作を観れば音楽の裏側を垣間見れる気がしますが、DJや小売店業者の意見が主体になっているので、どうしても業界に対する文句ばかりが先行してしまっている部分が多々でてしまってるのが難点。
内容の視野を多少大きくして、その中での問題提起とかすればいいのに。それともっと色んなジャンルの人のインタビューを盛り込めば面白いのになぁ…と思いました。

関係ないけど、小売店の人達ーもうちょっと大人な話し方ををしようよー。
そしてラッパーはみんな普通にベシャリも上手いのね。

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インビジブル2

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

Photo_271  「インビジブル2」です。

国家の安全を保つため、軍が開発した最新の武器“姿の見えない戦士”。実用化に備え、元特殊部隊員で最強の兵士を透明にする実験を行った。透明人間となったその兵士は、徐々に理性を失って暴徒と化し、手のつけられない殺人鬼と化してしまう…。透明かつ最強の敵を倒すために周囲がとった非常手段とは?! (映画生活)

クリスチャン・スレーター…彼が出てるってことは完璧なB級映画なんだろうと薄々感づいていたので、内容の薄さなどに特に違和感はなかったです。
B級としては、破綻していない方だし、まあそれぞれそれなりに描かれていたし、観て損はなかったというか、そのまんまだったというか、こんなもんかというか…それでもまぁ良い方だったと思います。もっとひどいのいくらでもあるし。ええ。

後から気付いたのですが(遅!)バーホーベン作だったということでなんとなく納得。というのも、たしか「氷の微笑」を観たときも同じような気持ちになったのを思い出しました。

本作、個人的には1より良かったかも^^;

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椿三十郎

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--Photo_269

「椿三十郎」です。

ある城下町の夜、薄暗い社殿で九人の若侍が密議をこらしていた。城代家老睦田に、次席家老黒藤と国許用人竹林の汚職粛清の意見書をさし出して入れられず、大目付菊井に諭されてこの社殿に集っていたのだ。その真中へよれよれの紋付袴の浪人者が現れて、九人をびっくりさせた。その上、その浪人者は、城代家老が本物で、大目付の菊井が黒幕だといって皆を仰天させた。その言葉の通り、社殿は大目付輩下の手の者によって取りまかれていた。あおくなった一同を制してその浪人者は、九人を床下へかくし一人でこの急場を救った。(映画生活)

それぞれのキャラクターがコミカルでオリジナリティが強くて観ていて飽きません。個人的にはあの奥方がよいですね。いいボケキャラです。笑
何気に、今は大御所な有名役者さんが沢山出てます。カラーだったらもっとわかったんだけどなぁ。名前を観ると「えーこのヒトも?」ていうのが多かったんですが、案外気付かなかったです。

椿三十郎=用心棒なのかなあ。その辺詳しく知らなかったので同じようなコメントを三十郎が言ってる節で「おや?」と思いました。そして相変わらず格好良くて、ジョークも効いてていいです。本作、コメディとしての要素がかなり強めなんですが、全く格好悪く無いのがスゴイと思いました。最近の映画にはこれが欠けてる気がします。

これは何世代に渡っても観れる、面白い作品です。「名作」を言われる意味が非常に良くわかりました^^

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ファニーゲーム

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Photo_268ジャンルはサスペンスでいいのかなあ。
「ファニーゲーム」です。 【ネタバレ】

湖畔の別荘へやってきたショーバー家を2人の若者が訪ねた。「卵を分けていただけませんか・・・?」 礼儀正しい態度は次第に傲慢になり、気づいた時には選択肢のない死のゲームが始まっていた。若者の名はパウル(アルノ・フリッシュ)とペーター(フランク・ギーリング)。パウルを平手打ちしたゲオルク(ウルリヒ・ミューエ)は片足を折られ、アナ(スザンネ・ローター)は手足を縛られる。幼い息子が殺され、助けを求めて外へ出るアナ。「ルール」を破った夫婦に悲惨な結末が待っていた・・・。 (映画生活)

ラストを語ってしまっても、本作は観れる人は観れるし、観れない人は絶対見ちゃダメな映画でしょう。むしろマニア向け、ハネケ好き向けとも言える本作。

そしてこの人の映画は救いようのないエンディングしか撮らないと言ってしまって過言じゃないと思います。しかし、本作のオープニングからしてハッピーエンドにはなり得ないかと思います。だって湖畔をドライブする家族のテーマ曲がハードコアで、クレジットも全部ゴシック体の赤だもの…。そんなクレジット、B級映画でしか観たことないですよ。「何かある」と思わない訳がないでしょうよ。


本作を固い言葉で並べるなら、リッチに湖畔の別荘でヨットを楽しもうとする家族達、そこに不条理な侵入者という相反する登場人物を交えての殺戮劇といった感じ。この相対を「ブラックユーモアを演出した映画」と捉えたハネケの底意地の悪さが、見て取れる一本であると思いました。

ほんと毎回気分を悪くさせてくれますがやはり私は好きだな。

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300 スリーハンドレッド

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

300やっと観れました。 「300」です。

紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。 (映画生活)

当たりがラフな分、とてもラフに楽しむことができました。元がコミックということもあり、兵士のキャラなんかが突飛ではあったものの、そこがまた馬鹿で良かったです。

スパルタ軍の敵であるペルシア軍のリーダー達がまた笑えるほどにヒール顔&恰好でとにかくエンターテイメント娯楽作として充分に楽しめました!
そこそこにエグいのも、個人的にに好きな部分です★

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デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

Photo_267

「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」です。

銃撃戦の末、警官隊は母親を逮捕するが兄と妹は逃亡を謀る。父親と合流した2人は、さらに欲望を満たすかのように行く先々で残虐な殺人ゲームを繰り返すが…。一方、自分の兄をこの殺人一家によって殺された保安官は、彼らに同じ苦しみを持たらそうと、復讐を果たすべく執拗に足取りを追っていた。そしてついに、彼らに復讐する機会が巡ってくるが…。 (映画生活)

妊娠中期に入ったらホラーがOKな体になりました。いやっほーーい☆

1で「単なる「悪魔のいけにえ」のパロディか!」とがっかりした経験から、本作は観るのをかなりためらってたワケですが、これが面白ーーい!!

所々いろんなホラーや名場面が刷り込まれているもののそれも良かったです。
キャラを最後までしっかり生かしていたのも良いし、事件を追う刑事の執念深さも「悪魔のいけにえ2」のデニス・ホッパー並みに見応えがありました。
グロくてエゲツ無いのでホラー好き以外の人にはあまりお薦めできませんがこれは本当に良くできてると思います。コメディ要素もたっぷりで、名場面を上手く取り入れながらもオリジナリティも感じる!

いやーもっと早く観ておけば良かった!最高★

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お知らせ

パソコンの環境が少し変わりまして、これからの更新がどうも遅れそうです・・・。

新しいパソコンを導入次第、復帰しようと思っております。それまでは一日いっぽん映画を観ながら、大きくなってきたお腹を見つめる日々を過ごしていきます。

また復帰の際にはお世話になってる皆様の所を回るつもりでいますのでどうぞよろしくでーす☆

ももも

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ロストボーイ

Photo_266 「ロストボーイ」です。1987年作。懐かしい…。

母と兄を救うため吸血鬼に立ち向かう3人の少年たちの活躍を描いたホラーアドベンチャー。ジェーソン・パトリック、コリー・ハイム、コリー・フェルドマン、キーファー・サザーランドほか出演。(映画生活)

「スタンド・バイ・ミー」のコリー・フェルドマン(メガネの子)が大好きだったので(なんてマニアックな私^^;)本作見直して観ました。前回観たのはそれこそ20年前か。時が経つのは早いもんです。
本作での見どころはなんといっても吸血鬼になってしまうお兄ちゃんと、その弟達のオカルト研究少年団?の行動、そしてなんと言ってもイケメンだった頃の(今でも?)キーファー・サザーランドの吸血鬼シーン!不良の役がよくお似合いで^^

それ以外にも不要なシーンなどほぼ感じることなくアドベンチャーとしての醍醐味を思う存分出しまくった本作、いやいややっぱり傑作です。あのラストも二段オチというのが、またニクイねー♪

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親切なクムジャさん

Photo_265 パク・チャヌク監督「親切なクムジャさん」です。

美貌と残忍な手口で世間を騒然とさせた幼児誘拐事件の犯人クムジャは、服役中、誰に対しても優しい微笑を絶やさなかったことから「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになる。13年間の服役を終えて出所した彼女は、自分を陥れたペク先生に復讐するため、かつての囚人仲間に協力を依頼する。ペク先生により引き離された娘と再会を果たし、ついに彼を手中にいれた彼女だったが、本当の復讐はそこからが始まりだった……。 (映画生活)

パク・チャヌク最新作「サイボーグでも大丈夫」を直前にして、復讐最終章の「親切なクムジャさん」を観ました。
復讐に燃える心を抱きながら、周りに親切を振る舞い協力者を募うクムジャを、演技派のイ・ヨンエが熱演していました。普段はクールな表情のクムジャが、恨みを抱くペク先生を捕まえた瞬間の振り向きざまの表情。すっげー怖かった…。違う人かと思うほどでした。人を殺すときはみんなああいう表情になっているのかな…コエー。

全体的には他2作に比べても大ざっぱな内容だった気がします。「復讐」の順番待ちをする遺族の風景はなかなかすさまじいものがあったけれど、そこ以外の注釈が少なかった気がするのと、クムジャの夢と言動が中途半端に混ざり合ったりしていたのがわかりにくかったかなと。

私の中では「復讐者に憐れみを」→「オールド・ボーイ」→「親切なクムジャさん」のランキングでした。勿論どれも平均点以上ではありましたけど☆

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インファナル・アフェアⅢ

*ちょっと体調悪かったので更新が遅れました*

Photo_264 「インファナル・アフェアⅢ」です。

潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。警官として生きる決意をしたラウは、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。ある日、保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。 (映画生活)

お腹が日に日に大きくなってきて、映画を観ていても迫力のシーンで赤ちゃんに「…ポコ」とお腹を蹴られてつい和んでしまうもももです。
で、やっと見ましたⅢです。
Ⅱもなるほどね。と思った程度だったのですが、本作も同じく「ふむ」と思う程度の出来でした。面白い面白くないというよりも、「そこまで見せなくてもいいよ」というくらいⅠの伏線が張られてて、ちょっと途中でめんどくさくなってしまいました。特にヤン(トニー・レオン)と女医の恋は書くべき物語だったのか…。あとマリーは電話越しでした登場しませんでしたが、これも必要だったのか…。
個人的にはもっと男臭い作品を期待していたので、ちょっと残念だったかな。

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