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紀子の食卓

Photo_2 「紀子の食卓」です。

食卓を囲んでの一家団欒…。それは、現代を生きる日本人の多くが共通して持つ「幸せな家族」の姿。しかし、その様子は本物なのか?幸せそうに笑う家族に嘘はないのか?そして自分は本当に自分自身なのか…?そんな現代の家族と社会に結合している虚構と疑問をあぶりだしたのが、この『紀子の食卓』である。(映画生活)

知らず知らずの内に「幸せな団らん」を演じてしまう家族。その団欒の真ん中に潜むくらーいくらーい闇を描いた作品です。セリフと演技のミスマッチさが気になりましたが、そういう映画なのでしょう。やたらリアルなのか嘘なのか、何故か全てがむなしく空回りしているように見えました。多分これも演出の一つでしょう。

内容はどこまでいっても私には理解のしがたいものでした。自殺自体が私には到底理解できないので、あたりまえなワケですが。

しかし本作の場合はそれで合ってるんじゃないかなあとも感じました。どこまでも屈折して、膿みまくった世界に住む人間たちの心を描いているのですが、決して私にも「わからない」わけではないその心理状況を常に一定の速度で描かれていく様は、見ていて小気味悪い居心地の良さを感じさせられました。
反対に私は、紀子に対して少し相手(この場合親)に望みすぎてるんじゃないかなあとも思ってしまいましたが。それも私の理解しがたい所なのかな。わからん。

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» お父さん、延長します? [CINECHANの映画感想]
215「紀子の食卓」(日本)  2002年5月26日新宿駅で女子高生が手を取り合って一斉に線路に飛び込んだ・・・  その前年豊川市に住む17歳の女子高生島原紀子は、「廃墟ドットコム」というサイトで知り合ったクミコを頼りに東京へと家出する。クミコと出会った紀子は〝ミツコ〟と名乗り、クミコの組織の一員となる。その組織とは・・  紀子の妹のユカも「廃墟ドットコム」の存在を知り、姉の後を追うように家出する。二人の父、徹三は崩壊した家族を再び取り戻そうと「廃墟ドットコム」の存在を追っていくが・...... [続きを読む]

受信: 2007年8月10日 (金) 01時29分

» 『紀子の食卓』 [映画大陸]
 御存知のように僕はこのブログでは蔵六と名乗っております。勿論この名前は本名ではありません。  では本来の自分と蔵六の関係を考えてみるとすると、これが似て非なるものなんです。似ているけれど若干違う部分もある。ニアイコールの関係と言いますか・・・完全に同一....... [続きを読む]

受信: 2007年8月10日 (金) 21時52分

» mini review 07048「紀子の食卓」★★★★★☆☆☆☆☆ [サーカスな日々]
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : 日本 時間 : 158分 公開日 : 2006-09-23〜2006-10-27 監督 : 園子温 出演 : 古屋兎丸 光石研 吉高由里子 吹石一恵 つぐみ 17歳の平凡な女子高生・紀子は、父・徹三、母・妙子、妹・ユカの家族4人で暮らしている、。田舎の生活や家族との関係に苛立ちを感じていた彼女は、「廃墟ドットコム」というサイトで知り合った女の子たちに悩みを打ち明けていた。彼女... 続き 詩人... [続きを読む]

受信: 2007年8月29日 (水) 21時21分

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