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ラブソングができるまで

Photo 「ラブソングができるまで」です。

80年代に爆発的な人気を博した5人組、“PoP”のメンバーアレックスは、今じゃあ過去のスター。ある日、若者に絶大な人気を誇るシンガー、曲の依頼が入る。またとない復活のチャンスだが、作詞が出来ない。そんな時、自宅の植木係りとして雇ったソフィーに作詞の才能があることに気が付き…。

ドリューの映画は好きでほとんど観ています。マシュー・マコノヒーも好きですが、本作ではやっぱりドリューの個性とマシューのクールな顔立ちが微妙に合ってなかったような気がしてしまい、のめり込み度はイマイチ、盛り上がりもイマイチ…な印象をうけてしまいました。

ドリューというと、ラブコメの印象が強いですが本作はあまり笑いを求めず、素直にラブロマンスが好きな人向けかなあと。
ラストのコンサート映像はなかなか盛り上がりますが、ヒトのコンサートでドリューへの感情を演奏してしまうベタオチは、ラブロマンス苦手なワタシにはどうしても受け入れがたい演出で、いても立ってもいられなくなりましたがロマンチックと言えばロマンチック…かな。

しかし「植木係」という仕事があるのには驚いた。いくらくれるのかな。

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モーツァルトとクジラ

Photo 「モーツァルトとクジラ」です。

アスペルガー症候群の男女が惹かれあい、恋に落ちるも前途多難なラブロマンス。

うーん、なるほど。こういう映画だったのね。苦笑
障害を乗り越えた愛というのは、常に綺麗なだけではないということはよくわかりました。そしてジョシュはやっぱり格好いい❤
全体的には重すぎず、決して軽くないド真ん中ストライク系のラブロマンスですが、観ていて嫌みがないというか彼らのれないを普通に応援したくなる何かがあった気がします。だからといって「面白かった!」とはちょっと言いづらいんですけど^^;

ただでも、それなりにお互いを信じ、自分のスタンスで相手を思いやる行為は、等身大の彼らをリアルに見つめている感情になれて好感が持てました。

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ブラッドダイヤモンド

Photo 「ブラッド・ダイヤモンド」です。

反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で強制労働を強いられていたソロモンは、作業中に大粒のピンクダイヤを発見。再び家族と暮らすために危険を承知でそれを隠すが、直後に政府軍によって捕らえられてしまう。(映画生活)

最近めっきり演技の腕を上げたディカプリオ主演の抗争モノということで観ました。
そしてアフリカで恐らく行われているだろう(というか実話ベース)という本作の内容に心を痛くした次第であります。毛皮や絶滅危惧種の動物なども、きっと同じような経路を通っているんだろうなぁ。嘆かわしい。

何かを手に入れるためには多くの犠牲が伴い、そして血で血を洗う背景がそこにある。人間はどこへ向かって生きているのだろう。我が身の為に、我が信念の為に同族である人間を人間が拷問し、殺し、幼い子供までも薬物中毒にして殺人者に仕立て上げる。そしてそれは彼らが異常なのではなく、むしろこの世界が既に異常なんじゃないかと思わざる終えない気がしてきて、一人で私はゾッとしてしまいました。

バラエティ番組なんかで、大きなダイヤの指輪を自慢げにつけ、毛皮のコートで高笑いをするセレブ達を観るたびに私はきっと本作を思い出すだろうなぁ。そして強欲そうな顔のセレブ達と、この反政府軍の強欲さは共通している気がしてならない。

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プラネット・テラーinグラインドハウス

Photo 「プラネット・テラーinグラインドハウス」です。

テキサスの田舎町。米軍部隊長のマルドゥーンと科学者のアビーは生物化学兵器の取引をしていた。しかし、予備の試薬を隠していることをマルドゥーンに知られたアビーは、実験装置を破壊。噴出したガスにより人々はゾンビ状態のシッコ(感染者)になっていった。ゴーゴーダンサーのチェリーは別れた恋人のレイとドライブ中に、シッコに片足を食いちぎられてしまい…。 (映画生活)

「グラインドハウス」と銘打っていなければこれは観なかったかも…というくらい微妙な内容でした。つまらなかったという訳では無いんですが、ゾンビしかりアクションしかり笑いしかりと、全てにおいてわかりやすく、「ホラ、ここは笑うところ」とあるがままを提示させられてるみたいな、「デス・プルーフ」の時のようなつい吹き出してしまう笑いやハラハラ感というのが感じられない、よく言えば「安心して観れるホラーアクション」といった映画でした。

全体的にこれといった新鮮さが無いので普通に観れるアクションホラー映画で、グロさもほとんど感じないし(私からすれば^^;)今回も長くなりそうなエロい場面も「焼けて紛失してしまう」というフィルムの設定に思わず失笑させられるという(このオチもなんだかベタというか…)展開にまあソツがないというかなんというか…しかし画面の荒さやノイズの入れ方は「デス・プルーフ」より上だった気がします。単に集中力が欠けてノイズばかり観ていただけなのかもしれませんが…。

最後にエル・レイ役の「フレディ・ロドリゲス」。どっかで観たナーと思ったら「ボビー」のホセ役だったんですね!やっぱり好みだわぁ(#^o^#)

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クロッシング・ザ・ブリッジ サウンドオブイスタンブール

Photo_2 「クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンドオブイスタンブール~」です。

『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したファティ・アキン監督の最新作。ドイツのミュージシャン、アレキサンダー・ハッケがトルコにて個性豊かな音楽家たちと心の交流を重ねながら、イスタンブールの音楽の魅力に迫るロードムービー。(ぽすれん)

トルコの音楽事情を追ったドキュメント。
こういった各国の音楽事情ドキュメントは割と好きで、見つけるたびに見ているんですが、ふと気付いたことに、ヒップホップ、ラップの普及、浸透度が意外と各国共通であるなーと感じました。そしてそのなかでもここトルコのラップのはなかなか格好良かった気がします。
そして本場アメリカの、肩肘張った威嚇しているようなラップに比べ、とても平和的というか、等身大というか自然な雰囲気とスタッカートなラップ、このバランスが個人的にグッときました。(妹も何気にウマイ)

それとDJの話も良かったです。「アメリカやヨーロッパみたいに同じような曲バッカ流すなんてココじゃあ通用しない。どんなジャンルの曲だって常に勉強して流せるようにならないと」いろんな人が混じってるからそういう意見になるのかな。

これが全てじゃないと思いますが、本作からは音楽=ビジネスというカネのニオイがしなくて見ていてなんだか居心地が良かったです。

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遺体安置室 死霊のめざめ

Photo 「遺体安置室 死霊のめざめ」です。トビー・フーパー監督作。

戦慄のゾンビホラー。カリフォルニア田舎町の屋敷に引っ越してきたドイル一家はそこで葬儀屋を開業。そしてある晩、肝試しにやって来た不良たちが何者かに襲われたのをきっかけに遺体が次々と蘇り、一家に襲い掛かる。(ぽすれん)
トビー作でリビングデッド物は、私初めてかもしれません。まぁ、今までの登場人物もある意味社会的にゾンビではあったけども…^^;
本作は「ツール・ボックス・マーダー」のような殺戮じょっきんじょっきんシーンや「悪魔のいけにえ」のようなダークなコメディ色などは無く、細菌に冒された死体が生き返り(この辺は「バタリアン」ぽい)主人公の母親までもがゾンビ化→襲う(「ブレインデッド」ぽい。保安官の言動、若者のゾンビ化含め家族のように振る舞うなど)、そしてその中心にいる見た目からしてヤバそうだけど中身は少年のようなあどけなさを持つ男(「悪魔のいけにえ」に似てる)などなど。今までの有名ホラー映画の個性を汲み取ったB級ホラー映画となってた気がします。
他のホラー作になぞって映画を作るのはいいですが(むしろ好き)、本作はちょっとウダウダしすぎてるかなあという印象も。まー「トビー・フーパー」だと思わなければ結構観れた作品であったのは間違いないかも知れません。私が期待しすぎただけ、という事もあるかも。とにかく私的にはまーまーな作品でした。

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サイコシスター 呪われた修道女

Photo 「サイコシスター 呪われた修道女」です。

『ダークネス』のジャウマ・バラゲロ監督が原作を手掛けた驚愕のスリラー。謎の死を遂げた母の死因を探るエヴァは、母が幼少期に通った修道院を訪れる。そこで起こった陰惨な殺人事件について知った途端、彼女の周囲の人間が次々に殺されてしまう。(ぽすれん)
ホラーテイストですが、サスペンスの要素が多い気がしました。
霊体となったシスターが序盤から登場しますが、ゴーストシスター中心のホラー映画かと思いきや、母を殺された娘の必死の捜索活動やら、その後待ち受ける意外なラストに置いてもいろんな要素を含んだ映画になってしまって…ぶっちゃけどれもウダウダ…^^;
全体的に地味な脚本に、「ダークネス」と通じる部分を見いだすものの、「ダークネス」ほどのバッドエンドは迎えられず、この終わり方には少々不満が残りました。

ホラーというと大体が夜のイメージなんですが、ヨーロッパ(特にスペイン)のホラーは大体が昼間とか明るい時間帯にいろいろ起こったりするのが多いかも。だから逆に新鮮に感じる事も多いですが、やっぱり昼のホラーはおどろおどろしくない分、デメリットも多い訳で、もう少し技量が無いと出来ないのではと思った今日このごろであります。(なんのこっちゃ)

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サンキュー・スモーキング

Photo 「サンキュー・スモーキング」です。

ニック・ネイラーは得意の話術を活かして、タバコ業界の宣伝マンになり、「情報操作の王」の名をほしいままにし、思い通りの人生を送っていた。しかし、彼には落とし穴がまっていた……。(映画生活)

観ていて驚いたのが主演者が実に豪華だと言うこと。私でさえほぼ全部の俳優を知っているほど有名人ばかり。
ワイドスクリーン用に作られているのか、横幅いっぱいの重厚な色遣いによる映像には個人的に酔いしれてしまいました。こういうベルベット素材のような絵は好きです。そして「重厚なクセに内容はコメディ!」というタッチも面白い限り。

内容はそう驚くほど新鮮ではないものの、出演者、映像、コロコロと転がっていくボールのような脚本に、いつのまにかハマッて観ている自分を発見してしまったりと、見やすいクセにハマりやすい内容に時間を忘れて2度も観てしまいました。しかも健康ブームに相反したこの内容。面白いですね~。

そして…ロバート・ドュバル!大好き!

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デス・プルーフinグラインドハウス

Photo 「デス・プルーフinグラインドハウス」です。

人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ…。 (映画生活)

本作の課題映画であろう「バニシング・ポイント」は観ていないですが、同年代映画「デス・レース2000年」('76)は観ていたので、タランティーノがやりたいと考えている内容は大体理解できました。
しかーも!舞台はテキサス・オースティン!
オースティンには1ヶ月ほど滞在していたこともあって、とっても親近感が湧きました。あの街は丁度良い田舎具合でとても居心地が良い街なんです。若者のバカ加減もノリもいいですし、この映画にとてもマッチしている。好きな街の一つであります。

脱線しましたが、序盤の擦り切れたフィルム映像から私の中で「これは何かやってくれる」という期待がムクムク湧いたのは言うまでもなく、そのままラストまで笑いを堪えるのが必死な最低映画(最高級の誉め言葉)でございました☆
ギャルズの無駄な会話は本気でムダで(笑)、タランティーノは本当に女子のこういう会話が好きなんだなぁとつくづく感心しましたし、前半のデス・プルーフ仕様の車がギャルズ車に衝突した際のスローモーション(しかも一人ずつ順番に)も、彼女たちには申し訳ないほど笑ってしまいました。バタフライの顔が削がれるシーンでもつい…。(苦笑)

そして相反する後半のギャルズ猛攻撃とスタントマンマイク(カート・ラッセル)の情けない姿、いやはや最高です。最後まで道徳心の無い映画はイキすぎててむしろ潔くていいなー。
個人的にはバタフライのダンスシーンが途中でブッツリ切れちゃう演出と、ゾーイ・ベルの鉄パイプをもって反撃体勢に入る、車ハコノリシーンが最高に好きです。

「プラネット・テラー」も楽しみだ☆

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※お休み※

Photo_4 9/9(日)~9/17(月)まで諸事情によりお休みさせて頂きます。

とりあえず「デス・プルーフinグラインドハウス」は見に行こうかな☆

←バックハンドブロー!

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バブルへGO!

Photo 「バブルへGO!~タイムマシンはドラム式~」です。

国の借金が800兆円に膨らみ破綻寸前の2007年、元カレの借金を背負わされ、母・真理子まで突然亡くして八方塞がりの真弓を、財務省官僚の下川路が訪ねる。実は真理子は死んでおらず、諸悪の根源であるバブル崩壊を阻止すべく1990年にタイムトリップ!(映画生活)

私にとって「バブル経済期」というのはまだ10歳くらいだったのでよくわかりません。映像を見て「ああ、こんなんだったなあ」という印象しかないです。

本作は、面白い要素が多い映画でした。私はそれでも充分楽しんでみることが出来ました。
特に良かったのは、広末涼子のセクシーダンスと阿部寛のチャラ男(バブル期)、そして要所要所に登場してくるバブル期の飯島愛、ラモス、飯島直子。(本人役)このあたりも面白いですし、とにかくみんな「眉毛太い」んだなあ。それだけで充分面白かったりするんですが。

設定もお話の流れもテンポが良くて面白い。いいじゃないですか!
ただ一つ、どーしても気にくわないのが撮影方法がなんとなく古いというか、TVドラマ並みというかぶっちゃけダサいというか。カメラマンのセンスが無い気がして、前半かなりのめり込むのに時間がかかりました。あと、同じく前半の街の様子(CG)もヒドい。そんなに技術が発達してないのかな。日本って。

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ホリデイ

Photo 「ホリデイ」です。

傷ついた心を癒すため、見知らぬ土地に旅立つ事を衝動的に決心したアマンダとアイリス。ネットを通じて知り合った二人は、ロスとロンドン近郊にあるお互いの家を2週間だけ交換する事に。(映画生活)

「アンチラブロマンスのもももがよくこれを見たな」とお思いでしょうが、たまにはこういうのも見たくなるんです。(実験的ではありますが)そして結果から言えばまぁ、撃沈…だったワケです^^;ぶっちゃけ、どこで何を感じればいいのか全く理解できなかった私でした。

それでも頑張って見たものの、面白いとか面白くないというよりも「これを見てどう感じればいいのかわからない」という、私自身、理解に苦しむ感情に至りました。(苦笑)
この感覚は「ラブ・アクチュアリー」を見たときの無感動さに似ています。

批判しているわけでもなんでもないので私の意見は無かったこととしてスルーしてください。(トホホ)
それにしても私の中の「ラブロマンス」部門って、苦手分野以前の問題だったんだなぁ。

皆さんのレビューを拝見させていただいて、やっとこの映画の雰囲気が何となく理解できた私って一体…。もしかしたら知らず知らずのうちに寝てたのかも。
しかし女性にはとても人気なのね…。(寂)

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ゴーストライダー

Photo 「ゴーストライダー」です。

父・バートンと共にスタントライダーをしていたジョニー。だが、ある日、父親が癌に冒されていることを知る。ショックを受けるジョニー。そんな彼の前に悪魔メフィストが現れた。ジョニーはメフィストと契約し、自分の魂と引き換えに父親を助けるが、結局事故で死んでしまう…。(映画生活)

ニコラス・ケイジ主演のアメコミヒーロー(しかもB級臭い)ということで、B級ファンの私ですが「A級だったらどうしよう」と不安な気持ちで鑑賞。そして思いっきりB級な内容にご満悦♪でした。おもしろーい。

しっかり描かれすぎてないテキトー感も本作に実にマッチ。そしてニコラス・ケイジ、やっぱこの人は演技がウマイんだなぁと改めて思い直しました。彼の色と「ゴーストライダー」の色が上手く表現されています。勿論バカ映画が見れないと楽しめない部分も多々ありますが^^;

それにしても馬に乗ったゴーストライダー格好良すぎ★

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それでもボクはやってない

Photo 「それでもボクはやってない」です。

『Shall we ダンス?』の周防正行監督が、11年ぶりに手掛けた社会派ドラマ。満員電車で痴漢に間違えられた青年を主人公に、日本の刑事裁判制度の問題点を浮き彫りにする。主演の加瀬亮をはじめ、瀬戸朝香、役所広司ら多彩なキャストが顔を揃える。(映画生活)
これが本当に起こっていたら…と思うと日本の司法なんて…と情けなくなってしまいました。全てじゃ無いんでしょうけどイメージはかなり悪いです。
映画としては驚くほどの娯楽作的な造りで「誰でも楽しんで観れる」という利点はありますが、これで問題提起をしているとすればちょっと軽い印象が残りました。
周防監督の映画って、映画として完璧でソツがなくて、実に面白いんですがどうもクセが無いんですかねぇ、いえ、そのクセすら完璧なんですかねぇ…。
ひねくれ者の物好きな私にはどうもいつもしっくりこないんだなぁ。いえ、すっごく面白いんですけど、じゃあ「今年のベスト5に入れるか」っていうと、悩んじゃうんだなあ~。

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どろろ

Photo 「どろろ」です。

戦乱の世で天下統一の野望を抱く武将・醍醐景光は四十八体の魔物から強大な力を与えられるが、その見返りに生まれくる我が子を捧げた。やがて体の四十八ヶ所を奪われて生まれた赤子は捨てられ…(映画生活)

原作がマンガのCG&特撮系での映画化…となると、あまり高い期待が出来ない(「あずみ」とか「鉄人28号」とか)邦画界で、本作も全く期待してなかった私ではありましたが、これが意外と良くできてた…。

勿論CG&特撮は「仮面ライダー電王(TV版)」並みでしたが(つーかもっと何とか出来ないのかな…?^^;)、肝心のお話はなかなか原作に忠実に出来てたと思います。うろ覚えだった部分も本作で明瞭に思い出せたし、好きなエピソード(丘の上の塀とか)が多く盛り込まれてたのも良かったです。

あとはなー、やっぱりあのツギハギみたいなCGだけだよなー。妖怪達の動きがとにかくショボすぎる。こんなん恥ずかしくて海外なんかに出せないよ…。途中から本気で「仮面ライダー」見てる気になってきたもん…。オイオイ…。(泣)

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