クロッシング・ザ・ブリッジ サウンドオブイスタンブール
「クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンドオブイスタンブール~」です。
『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したファティ・アキン監督の最新作。ドイツのミュージシャン、アレキサンダー・ハッケがトルコにて個性豊かな音楽家たちと心の交流を重ねながら、イスタンブールの音楽の魅力に迫るロードムービー。(ぽすれん)
トルコの音楽事情を追ったドキュメント。
こういった各国の音楽事情ドキュメントは割と好きで、見つけるたびに見ているんですが、ふと気付いたことに、ヒップホップ、ラップの普及、浸透度が意外と各国共通であるなーと感じました。そしてそのなかでもここトルコのラップのはなかなか格好良かった気がします。
そして本場アメリカの、肩肘張った威嚇しているようなラップに比べ、とても平和的というか、等身大というか自然な雰囲気とスタッカートなラップ、このバランスが個人的にグッときました。(妹も何気にウマイ)
それとDJの話も良かったです。「アメリカやヨーロッパみたいに同じような曲バッカ流すなんてココじゃあ通用しない。どんなジャンルの曲だって常に勉強して流せるようにならないと」いろんな人が混じってるからそういう意見になるのかな。
これが全てじゃないと思いますが、本作からは音楽=ビジネスというカネのニオイがしなくて見ていてなんだか居心地が良かったです。
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