遺体安置室 死霊のめざめ
戦慄のゾンビホラー。カリフォルニア田舎町の屋敷に引っ越してきたドイル一家はそこで葬儀屋を開業。そしてある晩、肝試しにやって来た不良たちが何者かに襲われたのをきっかけに遺体が次々と蘇り、一家に襲い掛かる。(ぽすれん)
トビー作でリビングデッド物は、私初めてかもしれません。まぁ、今までの登場人物もある意味社会的にゾンビではあったけども…^^;
本作は「ツール・ボックス・マーダー」のような殺戮じょっきんじょっきんシーンや「悪魔のいけにえ」のようなダークなコメディ色などは無く、細菌に冒された死体が生き返り(この辺は「バタリアン」ぽい)主人公の母親までもがゾンビ化→襲う(「ブレインデッド」ぽい。保安官の言動、若者のゾンビ化含め家族のように振る舞うなど)、そしてその中心にいる見た目からしてヤバそうだけど中身は少年のようなあどけなさを持つ男(「悪魔のいけにえ」に似てる)などなど。今までの有名ホラー映画の個性を汲み取ったB級ホラー映画となってた気がします。
他のホラー作になぞって映画を作るのはいいですが(むしろ好き)、本作はちょっとウダウダしすぎてるかなあという印象も。まー「トビー・フーパー」だと思わなければ結構観れた作品であったのは間違いないかも知れません。私が期待しすぎただけ、という事もあるかも。とにかく私的にはまーまーな作品でした。
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