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ラジニカーント・チャンドラムキ アメリカ帰りのゴーストバスター

Photo 「ラジニカーント・チャンドラムキ アメリカ帰りのゴーストバスター」です。

インド版サイコホラー映画とでもいうべきか。チャンドラムキという100年以上前の悲劇の踊り子をめぐって展開される、数々の恐怖体験と驚愕の事実と、アメリカ帰りのSUPERな精神科医・ラジニカーントの命を賭けた取り組みとは!?

あらすじのような取り組みも何も破綻しまくりの内容にいちいちツッコミを入れる事はモチロン愚行です。そして、ラジニのポッチャリキーック、ヘナチョコパーンチを微笑みながら見つめれる余裕と、ラジニをいろんな角度から撮りまくってるカメラアングルを楽しめなければ本作は観れません。はい。

本作を観ながら私は何度もウトウトしてしまったので、目がさめる度に歌って踊っているだけのラジニの笑顔しか印象に無く、あらすじのような内容がどこで起こっていたのか全く解りませんでした。気が向いたら再度チャレンジしてみるつもりでいます。きっと。

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ヤン・シュヴァンクマイエル ルナシー

Photo 「ヤン・シュヴァンクマイエルのルナシー」です。

チェコの実写アニメーション作家シュヴァンクマイエルのホラー長編作品。

牛や豚の内臓や骨を使い、グロテスクな表現方法である方面では人気(^^;)のシュヴァンクマイエル最新作です。
本作の冒頭で彼本人が「これはホラーです。芸術性は考えないで下さい」と言っています。しかし本作を映画として観るとちょっとイマイチな脚本かな~と思いました。80~90年代のホラー映画によくあるような内容だったからです。だから本作もやっぱり「芸術」として彼のグロテスクな表現を思う存分楽しむことにしました。

本作では豚や牛の内臓や舌などの部位がコロコロ転がったり水の中に落ちたりくるくる廻ったり、悪魔崇拝の精神病患者が出てきたりと、相変わらずキモチワルイ内容になっています。そんな中(どんな中?)一人の女性を好きになる主人公の若者ですが、全く報われる感じもしないままアレヨアレヨという間にバッドな展開へもつれ込みます。
この人の作品は毎回めちゃくちゃですが、絵の持つパワーは凄まじいものがあります。

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スパイダーマン3

Photo 「スパイダーマン3」です。

今やピーター・パーカーの人生は順風満帆そのものだ。スパイダーマンとしてはNY市民にヒーローとして愛され、大学では成績トップ、ブロードウェイ・デビューを果たした恋人MJとの関係も良好で、ついにプロポーズを決意する。ところが、謎の黒い液状生命体に取り憑かれ、復讐と憎しみの感情に支配されたブラック・スパイダーマンになってしまう。そんな彼の前にこれまでになく手強い敵サンドマンとヴェノムが現れる……。(映画生活)

「スパイダーマン」は1,2とも結構好きな作品です。人間くさいヒーローのスパイダーマンが、日々の出来事に四苦八苦しながらも正義を貫くその姿が何とも古風で格好良かったのですが、本作3になるとそれがどうも薄い。

みんなが本作に期待していたのはスパーダーマンは常にひたむきに頑張ろうと努力している姿であり、そしてそれに+αして敵やライバルやMJとの恋の展開とかじゃないかなと思います。しかし本作にはその主要部分がゴッソリ抜けていました。まさに「続編によくある失敗」な気が…。

しかも完結編だからかやたらと長く、集中して最後まで見ることができませんでした。
好きなヒーローだったからちょっと悲しいな…。

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検屍官 沈黙する死体

Photo 「検屍官 沈黙する死体」です。

人気メディカルスリラーの第2弾。臓器移植の権威・ワーグナー教授の講座に参加することになった女学生・レオ。ある日、彼女の友人・マックスが病院で謎の死を遂げる。警察は自殺と断定するが、レオと女刑事・ヨハンナは彼女の不審な死因に疑問を抱き…。(ぽすれん)
なんとなくジャケ借りしました。
そしてドイツ物だと知ってガックリ。ワタシ、ドイツ産ホラー・サスペンスには事如く肩スカシを喰らってきましたから…。
そしてそんな不安を抱きながらも鑑賞。見事撃沈…。

ジャケを見た限りではホラー寄りのサスペンスを期待していたのですが、本作ものの見事にサスペンス映画でして、それもTV並み…。
このジャケから「元カレの死について調べていく医学部の主人公。彼女が暴く新事実とは!?」なんて誰が想像するでしょうかねぇ。しかもオチも真っ当な「火曜サスペンス」級だし…。
あーヘタこいた~。

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ミノタウロス

Photo_2 「ミノタウロス」です。

神話の怪物・ミノタウロスの伝説を描いたモンスターアクション。邪悪な力に支配された古代ミノス王国。テナ村の村長の息子・テオは、生贄として連れ去られた村の美女・フィオンを救うため、半人半獣の怪物・ミノタウロスが棲む迷宮に足を踏み入れる。(ぽすれん)
ジャケ借りです。
神話のミノタウロス。こういうの意外とワタシ好きなんですが、本作、実に真面目に作ってありまして、なんだか眠くなってしまいました…。
面白くないとか、映像がダメとかでは無いんですが、「面白味が無い」とでも言いましょうか。キッチリ描かれすぎてて、次の展開がワクワクしないんですよねぇ。もっとエッチとか、どこか気の抜けた箇所とかあればいいのに。
ワタシが食傷気味なのかしら?

伝説物が好きな人、限定ですね。

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リヴァイアサン

Photo_3 「リヴァイアサン」です。

旧約聖書に描かれた水の怪物・リヴァイアサンが現代に蘇るモンスターパニック。フロリダ州南部の大湿地帯で不可解な事件が連続して発生。現場には身体を半分に噛み千切られた遺体が残されていた。やがて、事件解決を急ぐ人々の前に謎の怪物が姿を現す。(ぽすれん)

ジャケ借りです。冒頭からショボめのCGが展開しまくって驚きました。いえ、正確にはCGがヒドイんじゃなくて「人間の演技がヘボかった」のかもしれませんが、どっちだっていいです。
そんな事より何より、肝心のリヴァイアサンが、私には「どう猛なタチウオ」にしか見えず、全く怖くなかったんですよねぇ。それでも面白い物は面白いと思うのですが、本作についてはどーも盛り上がりに欠けた気がしてなりません。こういうの好きなんですが。

やっぱCG<演技ですかねぇ。「アナコンダ」がいい例でしょうか。

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幸せになる彼氏の選び方

Photo 「幸せになる彼氏の選び方」です。

ルーシーは理想の結婚相手だと信じていた恋人にベッドでのテクニックが原因でふられてしまう。彼女は新たな恋人に出会うことで過去を断ち切ろうとするが…。その後5人の男性と付き合い、その中の一人と結婚することを誓うルーシーは?(Yahoo!映画)

タイトルとパッケージを見てレンタルしましたが、これは…失敗でしたなぁ^^;

恋に破れた主人公ルーシーが、新しい恋にチャレンジしていく…というのは前向きでいいし、5つのストーリーを同時進行させて「さて、最終的には彼女はダレを選ぶでしょう?」という設定もいいと思います。でもね…。
肝心のルーシーの感情の変化がわかりにくいし、ルーシーがそれぞれの男性の何処を気に入ったのか、そして何よりそんなルーシーに共感&納得が出来ない事が多すぎる!!笑い顔が少ないのかなぁ。なーんか、毎回やたらとヒステリックというかワガママというか、ルーシーの本作における「立場」というのが本当にわかりにくかったです。だって彼女の仕事の内容もよくわからない(というか仕事してるシーンがほとんど無い)し、お金持ちなのか貧乏なのか、はてさて年齢だってよくわからなかったので、彼女を思い描けずなんだか途中でどーでもよくなってしまいました。

唯一良かったシーンは、壁に8ミリの映像を流す夜のシーン。あれをされたら女子は胸キュン必死ですよぅ❤❤
この彼についてももう少し深く掘り下げて欲しかったなぁと悔しいばかりな作品でした。

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愛についてのキンゼイリポート

Photo唇ヘルペスになっちゃいました。かゆーい。(泣)
「愛についてのキンゼイリポート」です。

アメリカ、インディアナ大学の助教授キンゼイ(リーアム・ニーソン)は助手たちに、アメリカ各地を一緒に旅しながら個別面接で、人々の「性」の実態のデータを収集するよう命じる。キンゼイは助手たちと面接の方法について試行錯誤するが…。(映画生活)

リーアム兄さんがキンゼイ役をやってるとは知らずちょっと驚いたもももです。
本作、SEXについて真面目~に研究した学者の物語です。こういう学者モノの映画だと、たいていその学者は偏屈だったり、変わり者だったりすることが多いのですが、今回のキンゼイ教授はどこまでもノーマルというか冷静な普通のオジサン。たまに凄い言葉を発したりしますが、本人にとってみればそれはワイセツでもエロい言葉でも何でもなくて、単なる「研究材料」以外の何者でも無かったり、教授が男性と寝たり、「妻が助手と寝たい」と公言しちゃうあたりは、何ともついていけませんでしたが、宗教vs教授のバトルはなかなか面白かったです。

とにもかくにも、老夫婦となったキンゼイ達の愛の賛美ともとれるラストの森のシーンはなんともうっとりしてしまいました。素敵❤

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迷い婚

Photo 「迷い婚」です。

サラは恋人のジェフとの結婚に同意したものの、いざとなると怖気づいている。そんな折、何のためらいもなく結婚を決めた妹のアニーから結婚式の招待状が届き、ジェフと一緒に実家へ戻ることを決めるが…。

やっぱりジェニファー・アニストンにはこういう「結婚で四苦八苦する役」というのが皮肉にも合っているとつくづく思ってしまいました。そういう意味でも本作は、それぞれの持ち味と配役がピッタンコな映画だったように思えます。
それに内容もちょい大人めで、ハシャギすぎず地味すぎない良いバランスが取れてたと思いました。

「冒険の”恋”か、安定の”愛”か。」これは結婚を目前とした男女なら誰しもが立たされる岐路。まぁ、持論からすれば「どちらかを選ぶ」という事自体が既に失敗の素になりつつあると思うのですけどね。やはり両方兼ね備えてる相手を見つけるしかないと思うのです。「そんな人いるわけないじゃん」と思うでしょうが、そう思うならもっと恋をして磨くしかないと思うんですけどね~。…と余談でしたが。

本作の見どころは何と言ってもプレイボーイなボー役のケビンコスナー!いやー大人の男のフェロモンまき散らしまくってました!元々コスナーファンでは無かった私も、本作の彼にはついメロメロになってしまいました。やっぱりこういう大人の男には憧れてしまいます❤

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コベナント

Photo_2 「コベナント 幻魔降臨」です。

名門私立高校に通うキャレブと3人の仲間たちは共に魔女の「沈黙の誓約」を守り続けた一族の末裔。やがて、特殊な能力を持つ彼ら4人の周囲で不穏な出来事が起こり始め、ついには数百年に渡って一族を守ってきた沈黙の誓約に危機が迫る。(映画生活)

設定は面白そうだったんですが、どうもイケメンに焦点を当てすぎたのがまずかった。
能力を使いすぎると老けるという設定も、転校生との恋も、「なんでこの子にそこまで固執するの?!そうか物語と関係あるのね!」と思いきやたいした事無く…(泣)
全てにワケわからん状態でドドドーッとラストにもつれ込みドッカーン…終了……。

え?

という作品でした。もうなんの映画を観ているのかよくわからなくなります。
ホラーでイケメン?を使う時はもっとコキ使ってください!その方が絶対面白いんだから!
転校生のサラ役には、個人的に好きな「ヴェノム 毒蛇男の恐怖」のローラ・マウジーが出てます。あっちのほうがキミ、頑張ってたね。うん。

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パパラッチ

Photo 「パパラッチ」です。 【ネタバレ】

主演映画が大ヒットし、ようやくアクション・スターとしての地位を手にしたララミー。しかし息子の写真を取った報道カメラマンを殴ったことからパパラッチに追いかけられる身となってしまう。(映画生活)

メグ・ギブソン製作という事は個人的にはどーでもいいんですが、なんとなく鑑賞してみました。
序盤、逃げるばかりの主役・ボーとコール・ハイザーという配役にムリがあったんじゃ…と思ってしまいました。だって彼はどう見てもサイコ系の殺人者顔なんですもん。
なので個人的にそこに「違和感」を憶えてしまって、パパラッチの執念とも呼べる行動と、逃げるばかりの主人公にちょっとイライラしましたが、中盤あたりから私の「違和感」はスッキリ解消されていきました。やっぱり彼を配役したのには意味があったのね!と。

後半はなかなかスリリングな展開へ。メルギブはこのサスペンス劇が書きたかったのね!どうりで前半は心ここにあらず的な演出だったわけだわ!なんとなくダレてたのも納得。

こういうラストの展開は久々に見たわぁ。道徳心がある人にはちょっと納得出来ないラストかもしれませんが、馬鹿な私にはなかなか面白い後半でした♪

ちなみにコール・ハウザーは「地獄の変異」にも出ていました。

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リーピング

Photo 劇場で見逃してから約4ヶ月…。やっと解禁です。
「リーピング」です。

“奇跡”の真相を暴く第一人者である大学教授のキャサリン。彼女は「川の水が血に変わった」という現象を調査するため、相棒のベンとともに小さな街・ヘイブンへとやってきた。(映画生活)

本作、「10の災い」を元にしたゴシック系ホラーなんですが、それを調査しにやってきたキャサリン(ヒラリー・スワンク)と謎の少女ローレン(「チャーリーとチョコレート工場」のチューイングガムを噛んでた子!アナソフィア・ロブ)の対峙がなかなか面白いです。
こういったゴシックホラーの映画って、結構内容がチープだったりCGがショボかったりと、いまいち力不足な作品が横行している中、本作はかなり頑張った方だと思います。オチもこういったホラーにしては凄く良いし。

しかし中盤のダレ具合は否めないですね。なんとなく緊張感が足りないのかな。もうすこし脇役で緊張感を出して欲しかったかなぁという印象があります。ちょっと主役達に頼りすぎてるかなと。なんとなく伏線もわかりにくいし。

しかし映像、そしてアナソフィア・ロブの魅力的な大きな瞳とイナゴの大群。なかなか見どころ満載な作品ではありました。

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フライトナイト

Photo ダリオ・アルジェント賞受賞作「フライトナイト」(1985)です。

隣に越して来た男が吸血鬼だと知った少年は、バンパイア・ハンターの当り役をもつ恐怖番組のホストに退治を依頼するが……。(allcinema)

最近ホラーがとんとご無沙汰なもももです。お陰で夢でゾンビに追いかけられました。
ってことで、古いですが本作を鑑賞。
テイストは古いですが、色っぽいヴァンパイアや恐怖番組を干されたヴァンパイア・ハンターのR・マクドウォールが吸血鬼退治に加わる点、母親想いの息子などなど、「これぞオリジナル!」的王道が観れてなかなかおもしろかったです。

しかしこの脚本、どっかで観たなあと思うんだけど…なんだっけ。

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恋愛睡眠のすすめ

Photo ミシェル・ゴンドリーの「恋愛睡眠のすすめ」です。

現実と夢の境がわからなくなる主人公が、ある日となりの部屋に越してきた女の子に恋をするが…。

「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリーが監督なだけあって、今回も一風変わったガーリーテイストのラブコメディ?作品でした。

しかし、やっぱりどこか詰めが甘いというか、設定自体は面白いのにどこかダラダラな内容になってしまっています。一つに集中できていないのか、視点がバラバラになりすぎてるカンジが否めません。監督が本当に映画の中で描きたかったのは何か。それがいまいち伝わりにくかったかな~という印象を受けました。
ガエル・ガルシアは今回も真っ裸になるシーンなど、体当たり演技を続けてくれていますが、他の脇役がいまいちパワー不足かなと。個性が生かせてない気がします。映画より本とかの方が数倍面白そうな気がしました。(その分数倍ワケわからない内容っぽいけど 苦笑)

で、ラストですけど、え?ハッピーエンドって事でいいのかしら??ちょっとわかりにくい…。これは「ご想像におまかせ」パターン?

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幸せのちから

Photoウィル親子で話題になった「幸せのちから」です。

アメリカンドリームを手にした男のハートフルなサクセス・ストーリー!! 実話を基にした感動の人間ドラマ!!(映画生活)

よく言えば子供のため、自分の為になんとしてでもお金持ちになりたい男の執念のドラマだと思いました。しかしウィル・スミスはこの脚本のどこに惹かれたのか私にはよくわからない。

真面目にコツコツやってきた妻に比べ、一発逆転を狙う主人公に妻は愛想を尽かすのはあたりまえで、その上子供を連れてのその日暮らし…。まぁ、結局は金持ちになるんですが、この「結果良ければ全て良し」的な内容にちょっと感情移入はできなかったなぁ。これを「アメリカンドリーム」というなら、推奨できない夢だなと。

しかも6ヶ月間タダ働きさせられて、その間の利益は企業が頂く代わりに「勉強させてやる」なんていう傲慢な企業に対し「その制度は腐ってるんじゃボケ」と鉄拳喰らわすワケでも無く、コツコツ励む主人公。これの何処を感動しろと?私にはわらかんよ。

ウィル・スミスの子供は話題になる理由はよくわかるほどかわいかったです。だから余計に彼みたいな子供に、宿無し生活をさせたくなかったなぁとも思ってしまいました。

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ミディアム Vol.1~7

Photo 「ミディアム 霊能力犯罪捜査マニュアル Vol.1~7」です。

米国に実在する霊能者、アリソン・デュボアを題材にした、パトリシア・アークエット主演によるミステリードラマ。

パトリシア・アークレットとは、そうです。「トゥルー・ロマンス」のピーチ味、肝っ玉アラバマ役だった彼女なんですねー。一見ちょっとわからなかった。あれからもう13年も経ってるのね。しかし彼女の立派な犬歯は健在でした~。
ということで冒頭から勝手にちょっと興奮気味で見た、この海外ドラマ。いやいや面白かったです。内容は事実とされてますが、どこまで脚色されてるかは謎。しかしフィクションとして見てもかなり面白いと思います。アリソンの能力は本当にスゴイですし、ドラマ性も問題ありません。


個人的にハマッたのはアリソン・デュボアの旦那ですかね。数学者なんですが、彼のちょびっとすっとぼけた感じがツボでした。是非吹き替えで見て貰いたい。

どわ~っと7巻まで一気にみてしまいましたが、シーズン2も出るよね?ね?

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ラストキス

Photo 「ラストキス」です。

良い彼女、良い仲間に恵まれ仕事も順調な30歳の主人公。しかし彼女が突然妊娠した事で環境が一気に代わり始めた時、ふとしたきっかけで知り合った若い女の子とイイカンジになり…。

マリッジブルー男子版といったカンジの本作です。
30歳でこんなに幼稚な思考回路でいいのかと感じましたが実際ろうなんだろう。
優等生風のデキた彼女がいて、良い友人に恵まれ、順風満帆な独身生活が、彼女の妊娠で一転。しかしこの彼女もそんな彼の思考を読んでか「結婚はしないでパートナーとして」とデキた女風な事を言ってますが、こういう本心じゃないような意見は良くないですね。彼を失いたくないのもわかりますが、ここはタテマエで話をするべきじゃないと思いました。そして案の定、彼が浮気をするとすっごくキレまくって、見るのも嫌なほど醜い形相にな始末…。まあ、自分が妊娠中に浮気(この場合は未遂)されればムカつくか。
しかし、彼女のキレっぷりは見ているこちらも目を覆いたくなるほどのヒステリックさで、私は微妙に彼に同情してしまいました。つーか彼女かわいくないじゃーん。浮気相手の方がよっぽどカワイイって。乗り換えた方が…。(苦笑)

その後も二転三転ありますが、結局彼は本件で少し大人になるんです。
しかし浮気相手より、彼女をとった彼の真意がよくわからないんですけど??

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プット・ザ・ニードル・オン・ザ・レコード

Photo_2 「PUT THE NEEDLE ON THE RECORD」です。

ハウスミュージックのドキュメンタリー。DJ&クラブ・ミュージックの祭典ウィンター・ミュージック・カンファレンス!熱狂のマイアミでDJ自らが語ったクラブ・ミュージックの真実。

ぶっちゃけ「クラブミュージックの真実」も「ヒップホップの真実」も言ってることはあーんまり変わらないなぁと思いました。ただスタイルが違うだけで、それぞれがそれぞれの音楽を愛し努力の日々を送ってるというスタイルはどこも同じ。とりたてて目新しい内容ではなかったですが、それでも「聞きたいけど聞けなかったこと」みたいな内容がギッチリ詰まっていました。

私はハウス好きですが10年間バンド活動をしていたこともあってロックも好きだし、DJを目指していた恥ずかしい時期もあるためR&Bやヒップホップも好きです。でも私の中で常にあったのはやっぱりダンスミュージック、クラブカルチャーだったかなぁとぼんやり考えてしまいました。

本作にはジョシュ・ウィンク、フランソワK、ジェシー・サンダース、ロジャー・サンチェス、マーク・ファリナ、ディーゼルボーイ、ディープ・ディッシュ、ポール・オークンフォールド、DJコレットetc…。売れっ子DJ総出演でダンスミュージックについて語っています。みんな真面目に話すのであんまりシャベリに面白味は無いですが、いつのまにか多くなったそれぞれのジャンルの(ジャングル、プログレ、テクノ、トランス、ハードハウス、ダブ等)の違いやルーツなんかのウンチクはなかなか面白かったです。12~4年前はハードハウス、トライバル、トランス、ジャングルぐらいしかなかったのになぁ。ジャングルのルーツ、スタイルも変わってきてる気がするし。

ちょっと意外だったのはマーク・ファリナ。写真を見る限りじゃ、もっとカッチリしてて、シャツをパリッと着こなしちゃう様な人かと思ってたら、ビーチでボンヤリしてるその辺の兄ちゃん風でした。おもしろ。

イビザ島、若いときに行っときゃよかった…。

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