プット・ザ・ニードル・オン・ザ・レコード
「PUT THE NEEDLE ON THE RECORD」です。
ハウスミュージックのドキュメンタリー。DJ&クラブ・ミュージックの祭典ウィンター・ミュージック・カンファレンス!熱狂のマイアミでDJ自らが語ったクラブ・ミュージックの真実。
ぶっちゃけ「クラブミュージックの真実」も「ヒップホップの真実」も言ってることはあーんまり変わらないなぁと思いました。ただスタイルが違うだけで、それぞれがそれぞれの音楽を愛し努力の日々を送ってるというスタイルはどこも同じ。とりたてて目新しい内容ではなかったですが、それでも「聞きたいけど聞けなかったこと」みたいな内容がギッチリ詰まっていました。
私はハウス好きですが10年間バンド活動をしていたこともあってロックも好きだし、DJを目指していた恥ずかしい時期もあるためR&Bやヒップホップも好きです。でも私の中で常にあったのはやっぱりダンスミュージック、クラブカルチャーだったかなぁとぼんやり考えてしまいました。
本作にはジョシュ・ウィンク、フランソワK、ジェシー・サンダース、ロジャー・サンチェス、マーク・ファリナ、ディーゼルボーイ、ディープ・ディッシュ、ポール・オークンフォールド、DJコレットetc…。売れっ子DJ総出演でダンスミュージックについて語っています。みんな真面目に話すのであんまりシャベリに面白味は無いですが、いつのまにか多くなったそれぞれのジャンルの(ジャングル、プログレ、テクノ、トランス、ハードハウス、ダブ等)の違いやルーツなんかのウンチクはなかなか面白かったです。12~4年前はハードハウス、トライバル、トランス、ジャングルぐらいしかなかったのになぁ。ジャングルのルーツ、スタイルも変わってきてる気がするし。
ちょっと意外だったのはマーク・ファリナ。写真を見る限りじゃ、もっとカッチリしてて、シャツをパリッと着こなしちゃう様な人かと思ってたら、ビーチでボンヤリしてるその辺の兄ちゃん風でした。おもしろ。
イビザ島、若いときに行っときゃよかった…。
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