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☆産休です☆

Halloween そろそろ37週に入り、いつ何時産気づくかわからないのでちょっとお休みします。

がんばってホラー好きの良い子を産んできますね❤

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ジョゼと虎と魚たち

Photo 「ジョゼと虎と魚たち」です。

ある日、大学生の恒夫(妻夫木聡)は、坂道を暴走する乳母車に遭遇する。乗っていたのは、包丁を握りしめ、恐怖と怒りに満ちた目を見開いた少女(池脇千鶴)だった。

観るまで勝手に行定映画だと思っていました。いや、なんとなく。
そして本作、とても良かったです。

冒頭からどこかコミカルで登場人物それぞれに味があるので観ていて楽しい。
その後出会うジョゼ(池脇千鶴)と結構モテモテな恒夫(妻夫木聡)も、それぞれのキャラクターと実に合っていて役者使いが上手いなぁなど、感心する点が多いのもいいです。

内容は思っていた以上に明るく(というか、犬童だから明るく出来たんだと思う)一見したらツライ物語になるところを前向きに捉えています。そこが個人的にはとても好きでした。

しかし実家に戻る途中のケータイでの恒夫の弟の言葉

「兄ちゃん、ひるんだと?」

……ズバリ的中……でしたねぇ。グッサリきましたよ。(苦笑)

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パンズラビリンス

Photo 「パンズラビリンス」です。

1944年スペイン内乱の最中、現実の世界に嫌気を差した少女オフェリアが幻想の世界へ旅立つには3つの試練を乗り越えなければならず…。

本作、最高に良かったです。
同監督の前作でもある「ヘルボーイ」も個人的にととても好きな映画でしたので、そこそこ期待して見に行きましたが、それでも納得の行く良作となっていました。しかも私にしては珍しくラストで泣いてしまい、ダンナさんにも驚かれたほどで。

本作で良かった部分は多いのですが、そのなかでも一番心にグッときた部分は現実と幻想の世界の違いについてでしょうか。現実世界と幻想世界が、どこまでも平行線で全く違う未来が描かれている事です。この筋立てが素晴らしく骨太で、観ていてどんどんデル・トロの世界にハマッていくことを実感せざる得ない。そこに描かれていたのはまさに「リアリズムとファンタジーの競合」といった展開で、今までのダークファンタジーとは明らかに一線を画している、シビアな大人な世界を見いだすことが出来ました。

個人的にも素晴らしかったのはやはり怪物達の「濃さ」ですね。前作「ヘルボーイ」でもデル・トロのモンスターに対する飽くなき追求心を思う存分みさせられていたので、本作でもそれを拝めることが出来、一人歓喜してしまいました。特にオフェリアの「2番目の試練(ポスター掲載)」ででてきた子供を喰らう怪物の造形は素晴らしい!あの動き!あのしぐさ!う~ん最高です!!

最後に、本作、ファンタジーには珍しく、バイオレンスな描写が多いため「単なるファンタジー」だと思って見に行かないようご注意ください。

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寒いです

Onemissedcall ←(「着信アリ」海外版)観たいなぁ。

最近観た作品一挙公開。

◆「アイス・ハーヴェスト」
ジョン・キューザック主演マフィア映画。コーエン兄弟の作品ぽというか、小さい笑いをちりばめたヒューマンドラマ。でも笑えない。

◆「エコール」
森の中の寄宿舎で生活する少女達の物語。ビターでちょいロリめ。この暗さが好きな人には堪らない作品だと思います。ただダラ~っと撮影されているので眠気に注意。

◆「僕のニューヨークライフ」
ウディ・アレン監督作。相変わらず語り口調なラブロマ作品。絵の動きより言葉重視な内容に途中で軽く苦手意識が働いてしまいました。クリスティーナ・リッチ演じる身勝手な彼女の行動にもついて行けず…×。脳で観る作品だと思います。

◆「フル・フロンタル」
スティーブン・ソダーバーグ監督作。フランス・ラブロマンス映画を目指したようなアメリカ映画。それぞれ男女の会話がずっと続く作品で、いまいち魅力的な俳優に巡り会えず、中盤でダラダラ…。てか私、ソダーバーグ苦手なんだっけ。

…ということで、どれもこれ以上感想を書きたくなるような作品に思えなかったためここで一気に紹介しちゃいました。

週末は念願の「パンズ・ラビリンス」を見に行きます。
個人的には同監督の「ヘルボーイ」も好きなのよねん。

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ビート・ジャンキー プライベートスタッシュ

Photo 「ビート・ジャンキー プライベートスタッシュ」です。

LA代表! 凄腕DJ集団ビート・ジャンキーズの全て!

ロサンゼルスを代表するDJ集団ビート・ジャンキーズ(The World Famous Beat Junkies)。DMC,ITFなど世界的DJバトル、クラブDJ、ラジオDJ、そしてヒップホップ・グループのDJなど、活動の領域が広いながらも、それぞれにおいて高い評価を得ている彼らが、自ら制作した初の映像集がDVD“Private Stash”だ。(nowonDVDonlineshop)

DMCなんかのDJバトルの映像は何度か観ていますが、そのなかでも本作が一番見やすいというか、観ていて楽しい作品だったと思います。テクニックを駆使して繋げた二つの曲が、ターンテーブルの上からまるで一つの曲のように聞こえてくるのです。そしてスクラッチの音も一つの効果音として生きてる気がしました。普通にラウンジで流したくなるくらい完成度が高く、また今まで以上に踊りやすい曲ばかりで観ていてとても心地良いDVDです。

インタビュー等はほとんどないので、サラーッと流しながら楽しめる良作だと言えるでしょう。原曲を知っていれば相当楽しめることは言うまでもありませんね。

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