スパイダーマン3

Photo 「スパイダーマン3」です。

今やピーター・パーカーの人生は順風満帆そのものだ。スパイダーマンとしてはNY市民にヒーローとして愛され、大学では成績トップ、ブロードウェイ・デビューを果たした恋人MJとの関係も良好で、ついにプロポーズを決意する。ところが、謎の黒い液状生命体に取り憑かれ、復讐と憎しみの感情に支配されたブラック・スパイダーマンになってしまう。そんな彼の前にこれまでになく手強い敵サンドマンとヴェノムが現れる……。(映画生活)

「スパイダーマン」は1,2とも結構好きな作品です。人間くさいヒーローのスパイダーマンが、日々の出来事に四苦八苦しながらも正義を貫くその姿が何とも古風で格好良かったのですが、本作3になるとそれがどうも薄い。

みんなが本作に期待していたのはスパーダーマンは常にひたむきに頑張ろうと努力している姿であり、そしてそれに+αして敵やライバルやMJとの恋の展開とかじゃないかなと思います。しかし本作にはその主要部分がゴッソリ抜けていました。まさに「続編によくある失敗」な気が…。

しかも完結編だからかやたらと長く、集中して最後まで見ることができませんでした。
好きなヒーローだったからちょっと悲しいな…。

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リヴァイアサン

Photo_3 「リヴァイアサン」です。

旧約聖書に描かれた水の怪物・リヴァイアサンが現代に蘇るモンスターパニック。フロリダ州南部の大湿地帯で不可解な事件が連続して発生。現場には身体を半分に噛み千切られた遺体が残されていた。やがて、事件解決を急ぐ人々の前に謎の怪物が姿を現す。(ぽすれん)

ジャケ借りです。冒頭からショボめのCGが展開しまくって驚きました。いえ、正確にはCGがヒドイんじゃなくて「人間の演技がヘボかった」のかもしれませんが、どっちだっていいです。
そんな事より何より、肝心のリヴァイアサンが、私には「どう猛なタチウオ」にしか見えず、全く怖くなかったんですよねぇ。それでも面白い物は面白いと思うのですが、本作についてはどーも盛り上がりに欠けた気がしてなりません。こういうの好きなんですが。

やっぱCG<演技ですかねぇ。「アナコンダ」がいい例でしょうか。

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デス・プルーフinグラインドハウス

Photo 「デス・プルーフinグラインドハウス」です。

人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ…。 (映画生活)

本作の課題映画であろう「バニシング・ポイント」は観ていないですが、同年代映画「デス・レース2000年」('76)は観ていたので、タランティーノがやりたいと考えている内容は大体理解できました。
しかーも!舞台はテキサス・オースティン!
オースティンには1ヶ月ほど滞在していたこともあって、とっても親近感が湧きました。あの街は丁度良い田舎具合でとても居心地が良い街なんです。若者のバカ加減もノリもいいですし、この映画にとてもマッチしている。好きな街の一つであります。

脱線しましたが、序盤の擦り切れたフィルム映像から私の中で「これは何かやってくれる」という期待がムクムク湧いたのは言うまでもなく、そのままラストまで笑いを堪えるのが必死な最低映画(最高級の誉め言葉)でございました☆
ギャルズの無駄な会話は本気でムダで(笑)、タランティーノは本当に女子のこういう会話が好きなんだなぁとつくづく感心しましたし、前半のデス・プルーフ仕様の車がギャルズ車に衝突した際のスローモーション(しかも一人ずつ順番に)も、彼女たちには申し訳ないほど笑ってしまいました。バタフライの顔が削がれるシーンでもつい…。(苦笑)

そして相反する後半のギャルズ猛攻撃とスタントマンマイク(カート・ラッセル)の情けない姿、いやはや最高です。最後まで道徳心の無い映画はイキすぎててむしろ潔くていいなー。
個人的にはバタフライのダンスシーンが途中でブッツリ切れちゃう演出と、ゾーイ・ベルの鉄パイプをもって反撃体勢に入る、車ハコノリシーンが最高に好きです。

「プラネット・テラー」も楽しみだ☆

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ゴーストライダー

Photo 「ゴーストライダー」です。

父・バートンと共にスタントライダーをしていたジョニー。だが、ある日、父親が癌に冒されていることを知る。ショックを受けるジョニー。そんな彼の前に悪魔メフィストが現れた。ジョニーはメフィストと契約し、自分の魂と引き換えに父親を助けるが、結局事故で死んでしまう…。(映画生活)

ニコラス・ケイジ主演のアメコミヒーロー(しかもB級臭い)ということで、B級ファンの私ですが「A級だったらどうしよう」と不安な気持ちで鑑賞。そして思いっきりB級な内容にご満悦♪でした。おもしろーい。

しっかり描かれすぎてないテキトー感も本作に実にマッチ。そしてニコラス・ケイジ、やっぱこの人は演技がウマイんだなぁと改めて思い直しました。彼の色と「ゴーストライダー」の色が上手く表現されています。勿論バカ映画が見れないと楽しめない部分も多々ありますが^^;

それにしても馬に乗ったゴーストライダー格好良すぎ★

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300 スリーハンドレッド

--とりあえず更新できなかった日数分(10本以上!)をたらたら書いていきマース--

300やっと観れました。 「300」です。

紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。 (映画生活)

当たりがラフな分、とてもラフに楽しむことができました。元がコミックということもあり、兵士のキャラなんかが突飛ではあったものの、そこがまた馬鹿で良かったです。

スパルタ軍の敵であるペルシア軍のリーダー達がまた笑えるほどにヒール顔&恰好でとにかくエンターテイメント娯楽作として充分に楽しめました!
そこそこにエグいのも、個人的にに好きな部分です★

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ロストボーイ

Photo_266 「ロストボーイ」です。1987年作。懐かしい…。

母と兄を救うため吸血鬼に立ち向かう3人の少年たちの活躍を描いたホラーアドベンチャー。ジェーソン・パトリック、コリー・ハイム、コリー・フェルドマン、キーファー・サザーランドほか出演。(映画生活)

「スタンド・バイ・ミー」のコリー・フェルドマン(メガネの子)が大好きだったので(なんてマニアックな私^^;)本作見直して観ました。前回観たのはそれこそ20年前か。時が経つのは早いもんです。
本作での見どころはなんといっても吸血鬼になってしまうお兄ちゃんと、その弟達のオカルト研究少年団?の行動、そしてなんと言ってもイケメンだった頃の(今でも?)キーファー・サザーランドの吸血鬼シーン!不良の役がよくお似合いで^^

それ以外にも不要なシーンなどほぼ感じることなくアドベンチャーとしての醍醐味を思う存分出しまくった本作、いやいややっぱり傑作です。あのラストも二段オチというのが、またニクイねー♪

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ラッキーナンバー7

1rakkinannba「ラッキーナンバー7」です。

仕事はクビ、彼女は浮気、事件でアパートが閉鎖される、と史上最悪な一日を過ごしたスレヴン。友人ニックの家を間借りするが、借金の取立てにやってきたギャングにニックと間違われ、ボスのもとまで連れていかれる。度重なる“偶然”の不運。しかしそれは何者かに仕組まれたものだった…。(映画生活)

本作、久々に「王道呼べるサスペンスみたなぁ~♪」て感じの映画でした。これぞ映画の醍醐味!って感じの作品です。とにかく前半のコミカルさが実に軽快!
そして、登場人物を絞ることで観客の頭の中に「こうなるだろう」という予感をさせておいて、見事後半で大逆転をさせてしまう。軽い映画に見せかけて、実は結構ハードボイルドな映画でした。しかも伏線もしっかりしてる~☆

そしてそして、意外とよかったのが誰であろうブルース・ウィリスでした。
彼のジワ~ッと滲み出てくるような表情の演技(演技なのか?)がこれまたイイ。本作の殺し屋役にとても合ってました。

ジョシュ・ハートネットは、イケメンのくせにそれに媚びることなくしっかりと演技をしてくれるのでやっぱり好きです。

しかしルーシー・リューの身長って155センチくらいなんだって。アタシより小さいんだ。へー。

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D.O.A デッドオアアライブ

Photo_258 やっと観れた!「D.O.A」です!

全世界で700万本以上を売り上げた人気格闘アクションゲーム「DEAD OR ALIVE」を原作にした作品。ゲームでは3DCGで描かれた美女たちが大暴れするが、この映画の見どころもやはり美女たちの格闘アクションだ。(映画生活)

公開時の1月から待ってました^^地方では相変わらず上映は無かったので。
しかし私自身、このゲーム(アーケード?)をやったことがないので、キャラの個性が「見た目でしか判断できなかった」のが致命的だったのか、いまいち最後まで盛り上がらず…な印象を受けてしまいました。しかもこのゲーム、やりたくてもなかなか見当たらないのよ。もう無いの?

もっとそれぞれの得意技を出しまくった映画かと思っていたのに、D.O.A主催者の陰謀を打ち砕くのが目的の内容だったのがガッカリ。ゲームもそうなのかわからないけど、どうせ露出度の高いねぃちゃん達を使うなら、もっと彼女たちにアクションさせて欲しかったです。しかも男達弱すぎだし。なんかタイトル負け?これなら「エレクトラ」の方が数段ゲームっぽくて面白いわ。

個人的に一番面白かったのは、それぞれの登場シーンとD.O.Aで勝負している姿をモニターで映し出されているところ。まさにゲームの世界って感じでワクワクしました!

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ディパーテッド

Photo_251 スコセッシ監督「ディパーテッド」です。

貧困と犯罪が渦巻く、ボストン南部で生まれ育った2人の男。犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志すビリー。マフィアのボス・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために警察官を目指すコリン。2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ。一方、ビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査だった…。 02年の香港映画『インファナル・アフェア』をM・スコセッシがリメイク。(映画生活)

「インファナル・アフェア」アンディ・ラウ、トニー・レオンのハードボイルドサスペンス、最高に面白かったです。なのでスコセッシ映画はあんまり好きではないですが、元ネタを信じて観ました。が…。
全体的にはそこそこ面白かったです。アメリカ独自の編集がされていて、アクションはやはり見どころだったりしました。だけど、決定的に腑に落ちないのが、アンディ・ラウとマッド・デイモンとエリート捜査官が重ならないという事。
むしろディカプリオが仮面を被ったエリート捜査官をやったほうが良いのではと思うほど、マッド・デイモンは、役にあってない上にアンディ・ラウの魅力を越えてないのが致命的かなとおもってしまいました。反してディカプリオ、まるきりトニー・レオンと毛色が違うながらもオリジナルとして素晴らしい演技だったと思います。「インファナル~」好きの私としては彼の演技は完璧だったのではないかと。
なのに受賞したのはディカプオの演技ではなく、「作品賞」ほか3部門受賞。うーん。スコセッシへの功労賞だという事は百も承知だけど、作品賞与えるなら彼の演技にも賞をあげてほしいと切実に感じてしまいました。おかげで全く感情移入できず終了。うー。

マッド・デイモン、「ラウンダーズ」以降、個人的にダメ役者に降格しまくりです。大好きだったのに…。

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ワサップ!

Photo_250 ラリー・クラーク監督「ワサップ!」です。

キッズ』や『KEN PARK』でアメリカのストリートの若者たちを捉えてきた、ラリー・クラーク監督の新作。“ラティーノ”と呼ばれるラテンアメリカ系移民の若者たち7人を主人公に据えた、疾走感あふれる青春映画だ。スケボーとパンクロックを愛する無垢な少年たち。彼らが街を駆け抜ける姿に、アメリカに生きるラティーノたちの生き様と強さを映し出していく。キャストには、実際にサウス・セントラルに生きるティーンエイジャーたちを採用。全編にわたってかき鳴らされるパンクロックも、現地のラティーノバンドの楽曲を使用。製作総指揮をシャロン・ストーンが務めている。 (映画生活)

ラリー・クラークの映画はいつも何故か観てしまいます。私の中では「キッズ」が一番苦手でしたが、このギリギリ感は凄く好きです。でも観た後いつも凹みます…。
そんなこんなで、今回も意を決して観た本作「ワサップ!」ですが、あれあれ…?

ゲットーに住むラティーノ達と黒人のイザコザも、偏見や貧富の差なども、全然重く描かれていなません。むしろ中学生が描いたマンガみたいに全体が凄く軽い…。特に白人の描き方が、思いっきり反白人主義と思われる描き方をしていました。そこに映画としての深さや映像で魅せる技術などは皆無で、単にアホヅラの白人を姿形で表現しただけの短絡的な表現方法に愕然…。これは映画じゃなくて、「中学生日記」だよ…^^;

でもあまり観ることの出来ないラティーノ達のスケボーシーンや、ライブシーンと懐かしい音楽に、心躍らされる全編ではありました。そして特に彼らの音楽とスケボーの接点(服装なんか特に)なんかもキッチリと描かれている。こういう所にラリー・クラークを支持してしまう私が存在しているのかも。とにかく終わってみれば「面白かった」と思えちゃう映画ではありました。

で、どの辺がシャロン・ストーン…??

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