ジョゼと虎と魚たち
「ジョゼと虎と魚たち」です。
ある日、大学生の恒夫(妻夫木聡)は、坂道を暴走する乳母車に遭遇する。乗っていたのは、包丁を握りしめ、恐怖と怒りに満ちた目を見開いた少女(池脇千鶴)だった。
観るまで勝手に行定映画だと思っていました。いや、なんとなく。
そして本作、とても良かったです。
冒頭からどこかコミカルで登場人物それぞれに味があるので観ていて楽しい。
その後出会うジョゼ(池脇千鶴)と結構モテモテな恒夫(妻夫木聡)も、それぞれのキャラクターと実に合っていて役者使いが上手いなぁなど、感心する点が多いのもいいです。
内容は思っていた以上に明るく(というか、犬童だから明るく出来たんだと思う)一見したらツライ物語になるところを前向きに捉えています。そこが個人的にはとても好きでした。
しかし実家に戻る途中のケータイでの恒夫の弟の言葉
「兄ちゃん、ひるんだと?」
……ズバリ的中……でしたねぇ。グッサリきましたよ。(苦笑)
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